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世界の猛者。ABBが食品に注力するワケ【その1】/ABB中島秀一郎ロボティクス事業部長

産業用ロボット業界では、スイスのABB、ドイツのKUKA、日本のファナックと安川電機が世界4強メーカーとされる。しかし日本では、ファナックや安川電機など国内メーカーの知名度が抜きんでており、海外メーカーの特徴や取り組みは意外に知られていない。ABBは2014年、東京都多摩市に「アプリケーション・センター東日本」を開設。ユーザーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)と協力して食品分野向けのロボット活用技術を開発する。今回は同センターで、食品分野に注力する理由をABB日本法人の中島秀一郎ロボティクス事業部長に伺った。

不定形でつぶれやすい食品を優しく把持/ニッタ

ベルトコンベヤーなどを製造販売するニッタは、食品向けロボットハンド(グリッパー)「SOFTmatics(ソフマティックス)」を3月に発売する。同社はアーム先端のハンドなどを自動交換する装置など、ロボット関連の製品も製造するが、グリッパーを発売するのは今回が初。ソフマティックスの爪には食品衛生法に適合した柔らかい樹脂を使用。独自設計の機構により

[SIerを訪ねてvol.5]人とロボットの協調目指して【後編】/IDECファクトリーソリューションズ

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)企業をリポートする連載「SIerを訪ねて」も5回目を迎えた。今回は、愛知県一宮市に本社を置くIDECファクトリーソリューションズ(武仲清貴社長)を訪ねた。同社の最大の特徴は、安全柵が不要で人と一緒に働ける協働ロボットの取り扱いに特化していること。ロボットSIerの事業を本格的に立ち上げたのは、IDECの傘下に入った2014年。親会社で制御機器メーカーのIDECが保有する安全のノウハウを生かせば競合他社と差別化できるとの判断で、協働ロボットに特化した。

ロボット導入の包括的サービスを開始/NEC

NECは2月1日、製造現場を自動化するための包括的サービス「ロボット導入トータルサポートパッケージ」を発売した。同社グループの開発・生産会社NECプラットフォームズの工場で培った知識と経験を生かし、ロボット導入やライン設計などのコンサルティングを実施。協働ロボットを使ってラインを構築し、グリッパー、ねじ締め機などの機器も併せて提供する。

[SIerを訪ねてvol.5]人とロボットの協調目指して【前編】/IDECファクトリーソリューションズ

ロボットシステムの設計や製作を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)企業をリポートする連載「SIerを訪ねて」も5回目を迎えた。今回は、愛知県一宮市に本社を置くIDECファクトリーソリューションズ(武仲清貴社長)を訪ねた。同社の最大の特徴は、安全柵が不要で人と一緒に働ける協働ロボットの取り扱いに特化していること。協働ロボットは、ロボットをこれまで活用してこなかった企業からも注目される。ロボットを初めて使う企業からの引き合いも多い分、同社は協働ロボットシステムの仕様を決めることに多くの時間を割く。

[特集SIerになろうvol.5]製造業からSIerへ【その3】/田口鉄工所

産業用ロボットを周辺機器や他の設備などと組み合わせてシステム構築する、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)への製造業からの参入が相次ぐ。昨年7月にFA・ロボットシステムインテグレータ協会(会長・久保田和雄三明機工社長)が日本ロボット工業会内に設立され、会員数は180社を超えた。成長が確実といわれ、需要は増えると見込まれるSIer。製造業から参入しただけに、顧客の製造業者の現場を知り「悩み」や「苦労」も分かち合える。[特集SIerになろう]のvol.3-5では、新規参入を検討する企業にとってアニキ分とも言える先輩企業3社の取り組みを聞いた。

[特集SIerになろうvol.4]製造業からSIerへ【その2】/ヒロテック

産業用ロボットを周辺機器や他の設備などと組み合わせてシステム構築する、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)への製造業からの参入が相次ぐ。昨年7月にFA・ロボットシステムインテグレータ協会(会長・久保田和雄三明機工社長)が日本ロボット工業会内に設立され、会員数は180社を超えた。成長が確実といわれ、需要は増えると見込まれるSIer。製造業から参入しただけに、顧客の製造業者の現場を知り「悩み」や「苦労」も分かち合える。[特集SIerになろう]のvol.3-5では、新規参入を検討する企業にとってアニキ分とも言える先輩企業3社の取り組みを聞いた。

[特集SIerになろうvol.3]製造業からSIerへ【その1】/戸苅工業

産業用ロボットを周辺機器や他の設備などと組み合わせてシステム構築する、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)への製造業からの参入が相次ぐ。昨年7月にFA・ロボットシステムインテグレータ協会(会長・久保田和雄三明機工社長)が日本ロボット工業会内に設立され、会員数は180社を超えた。成長が確実といわれ、需要は増えると見込まれるSIer。製造業から参入しただけに、顧客の製造業者の現場を知り「悩み」や「苦労」も分かち合える。[特集SIerになろう」のvol.3-5では、新規参入を検討する企業にとってアニキ分とも言える先輩企業3社の取り組みを聞いた。

[特集SIerになろうvol.2]現場を何も変えない「ヒト」として/星野京延THKインテックス副会長

THKインテックス(東京都港区、寺町崇史社長)はTHKのグループ企業で、FAメーカーからロボットシステムインテグレーター(SIer)に参入した先駆けだ。参入の理由は、新市場の開拓。人に代わるヒト型ロボットを生産システムに組み入れる時には「製造現場を何も変えることなく導入できる。人と同じように、人事部に採用してほしい」と星野京延副会長は話す。重要なのは人とロボットの「親和性」という。

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