イベントで3つの「X製品」紹介/ベッコフオートメーション
ドイツに本社を置く制御機器メーカー、ベッコフオートメーションの日本法人(横浜市中区、川野俊充社長)は10月9日、名古屋市中村区でユーザーイベント「ベッコフテクノロジーデイ2024」を開催した。工作機械などの生産財メーカーから約90人が参加した。
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ドイツに本社を置く制御機器メーカー、ベッコフオートメーションの日本法人(横浜市中区、川野俊充社長)は10月9日、名古屋市中村区でユーザーイベント「ベッコフテクノロジーデイ2024」を開催した。工作機械などの生産財メーカーから約90人が参加した。
技術商社の三機(名古屋市熱田区、木島正人社⻑)は10月17日、自社開発の協働ロボット用台車連結ユニット「ガッチャンコ」を発売した。同製品は協働ロボットを積載した台車を、工作機械や生産設備に短時間で接続する装置。設備側から電気やエア、電気信号を協働ロボットに供給できる。位置決めの再現精度は±4μm(同社による実測値)と、高精度を実現した。
9月9日~14日の6日間、米国イリノイ州シカゴの展示会場マコーミックプレイスで「IMTS(米国国際製造技術展)2024」が開かれた。11万3947㎡の展示面積に1737社がブースを構え、来場登録者は8万9020人を記録した。IMTSには産業用ロボットメーカーも複数出展し、日本の展示会では見せたことのないアプリケーションを披露した。特に協働ロボットや人工知能(AI)の展示は大きな注目を集めた。
DICは今月から12月13日まで、「ケミトロニクスonline(オンライン)展示会」を開催している。エレクトロニクス分野の顧客向けに同社の化学素材を提案するもので、「産業用/民生用ロボット」も主な対象分野の一つに掲げる。モーターや減速機、ロボットハンド、制御装置などロボットの要素部品向けに、適した接着剤やシール材、圧電接触センサーなどを提案する。
9月9日~14日の6日間、米国イリノイ州シカゴの展示会場マコーミックプレイスで「IMTS(米国国際製造技術展)2024」が開かれた。11万3947㎡の展示面積に1737社が出展。来場登録者は8万9020人を記録した。「米国の製造業では、新たに設備を導入する際、自動化も併せて検討することが当たり前になった」と多くの工作機械メーカー幹部が語る。IMTS出展各社に、会場で展示した自動化提案と米国製造業の自動化投資の現状を聞いた。
ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第33回は、ニッセイで減速機「UXiMO(アクシモ)」シリーズの「中実タイプ」の開発に携わった木下春香さんを紹介する。今年4月、入社以来6年間にわたり開発に力を注いできた中実タイプがついに発売された。「製品カタログが出来上がった時に、自分が手掛けた製品が世の中に発表されるんだと実感が湧いた」と話す。今後は中実タイプの性能改善や特注品への対応の他、中実タイプを応用した新製品の開発などにも取り組む。
国際ロボット連盟(IFR)は10月16日、新会長にファナック技監の伊藤孝幸氏を選出した。
伊藤新会長は1981年にファナックに入社し、ファナック・ロボティクス・ノース・アメリカ上級副社長やファナックのロボット技術センター所長を歴任。ロボット産業で40年以上の実績を持つ。
ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する基礎知識を紹介する本連載企画。今回は、ロボットを導入する企業の担当者・生産技術者や、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)に「保有してほしい能力」の4回目。今回は保有してほしい能力の3つ目の「周囲を説得し、動かしていく技術、視点」について解説していく。
象印チェンブロック(大阪府大阪狭山市、津田晴将社長)は、工作機械へのワーク(加工対象物)のローディングとアンローディングを産業用ロボットで自動化する。扱うワークに合わせてエンドエフェクターやワークストッカーを内製するなど、ロボットがより活躍できる環境作りにも余念がない。自動化システムの導入に関して、苦労や工夫した点などを尋ねたら、今後自動化システムの導入を検討する読者の役に立つ話を聞くことができた。
金久保製作所(さいたま市岩槻区、武野谷翔吾社長)は精密機械部品の加工技術に優れ、製造工程で5台のロボットを活用する。加工機へのワーク(加工対象物)供給作業をロボット化することで、多品種の量産を実現した。武野谷社長は「これまで自動化を進めてきたがまだまだ足りない。今後導入するなら、やはりシンプルで扱いやすいロボットが良い」と話す。