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[注目製品PickUp! vol.71]国内の現場で、より魅力が輝く/オークラ輸送機「EasyPAL(イージーパル)」

マテリアルハンドリング(マテハン)大手のオークラ輸送機(兵庫県加古川市、大庫良一社長)は6月、パレタイズシステム「EasyPAL(イージーパル)」を発売した。デンマークのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)の協働ロボット「UR20」を軸に周辺機器と教示作業につかう独自のソフトウエアなどを組み合わせた。小野山達夫常務は「発売後、想定以上の反響を得た。国内ならではの生産現場や物流現場で、特に魅力を発揮できる製品」と期待を込める。

3台のAGVで月480時間の運搬工数を削減/中村留精密工業

工作機械メーカーの中村留精密工業(石川県白山市、中村匠吾社長)の組み立て新工場「MAGI(マギ)」が、昨年10月に操業を開始してから間もなく1年を迎える。MAGIでは運搬作業の自動化を目的に無人搬送車(AGV)を同社として初めて導入するなど、効率的な生産体制の構築を段階的に進めてきた。従来は人手で担っていた運搬作業を3台のAGVに置き換え、月480時間もの運搬工数を削減したという。

[ショールーム探訪 vol.28] 協働ロボットを比較検討できる場に/バイナス「バイナス協動ロボットセレクションセンター」

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。27回目は、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のバイナス(愛知県稲沢市、下間篤社長)が2021年に本社の第二工場内に開設した「バイナス協働ロボットセレクションセンター」を紹介する。同社は「協働ロボットを比較検討できる場」として同センターを開設し、ユーザーニーズに合った協働ロボットの選定からアフターサポートまでを一気通貫で提供する。

[SIerを訪ねてvol.47]時計製造の技術を他分野にも/セイコーフューチャークリエーション

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。今回はセイコーフューチャークリエーション(千葉県松戸市、市村誠社長)を取材した。同社はセイコーグループの一社として時計製造に携わりながら、精密機器の製造工程を自動化するファクトリーオートメーション(工場自動化=FA)事業を推進してきた。近年は標準品の開発を進めるなど、さらに自動化の領域を広めようとしている。

[SI基礎講座vol.14] 保有してほしい能力②

ロボットのシステムインテグレーション(SI)に関する基礎知識を紹介する本連載企画。今回は、ロボットを導入する企業の担当者・生産技術者や、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)に「保有してほしい能力」の2回目。前回に引き続き、ロボット導入担当者やSIerに必要となる「問題点顕在化能力」について解説していく。

[ショールーム探訪vol.27]コンパクトな機器が広いエリアに立ち並ぶ/ROMS「平和島ラボ」

ロボットダイジェストの記者が読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。26回目は、物流や小売り向けの自動化システムを開発・販売するROMS(ロムス、東京都品川区、前野洋介社長)が東京都大田区に開所した平和島ラボを紹介する。倉庫のワンフロアを貸し切ったショールームでは自動倉庫をはじめとする自動化設備のデモを見学できる。

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