薄型モーターなど発売、ロボット向けを強化/シナノケンシ
ASPINA(アスピナ)ブランドで展開するシナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)は11月9日、協働ロボットなどの関節部に適した「関節用薄型中空ブラシレスモータ」と移動式ロボットなどに使う「車輪駆動用薄型インホイールモータ」を開発したと発表した。「今後もラインアップの拡充は進めるが、ロボット向けのキーデバイス(鍵となる機器)をひと通りそろえることができた」とALビジネスユニット長の伊東宏明執行役員は言う。
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ASPINA(アスピナ)ブランドで展開するシナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)は11月9日、協働ロボットなどの関節部に適した「関節用薄型中空ブラシレスモータ」と移動式ロボットなどに使う「車輪駆動用薄型インホイールモータ」を開発したと発表した。「今後もラインアップの拡充は進めるが、ロボット向けのキーデバイス(鍵となる機器)をひと通りそろえることができた」とALビジネスユニット長の伊東宏明執行役員は言う。
自律移動型搬送ロボット(AMR)を開発するベンチャー企業のLexxPluss(レックスプラス、川崎市幸区、阿蘓将也社長)は11月8日、投資ファンドやベンチャーキャピタルのLogistics Innovation Fund(ロジスティクス・イノベーション・ファンド)、インキュベイトファンド、SOSV、三井住友海上キャピタル、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルに第三者割当増資を実施し、資金調達したと発表した。
来年6月30日~7月2日にかけて愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ」で開催される「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2022」への意気込みを聞くこの企画。今回は、工作機械の周辺機器メーカーの松本機械工業(金沢市)の松本要社長に出展のきっかけなどを聞いた。「RTJ2022で積極的に製品情報を発信したいし、同時に顧客が抱える課題や問題もリサーチしたい」と語る。
総合商社のフジテックス(東京都新宿区、一森雄介社長)は11月2日、カナダの自律移動型搬送ロボット(AMR)メーカー、クリアパスロボティクスと国内の販売代理店契約を締結したと発表した。クリアパスロボティクスのAMR「OTTO(オットー)シリーズ」は、磁気テープ式の無人搬送車(AGV)のような床面へのテープ貼付が必要ない。フロアのレイアウト変更や封鎖されている通路、各種設備をリアルタイムで認識し、最適なルートを自動で走行する。最大積載量150kgの「オットー100」と同1250kgの「オットー750」、同1900kgの「オットー1500」の3機種をラインアップ。オットー750と同1500は荷物を積んだ荷役台(パレット)やラックを搬送でき、荷物の受け渡しを可能にするコンベヤーアタッチメントもそろえる。
国際ロボット連盟(IFR)は10月28日、2020年の産業用ロボットの導入実績を台数ベースで発表した。世界規模で新型コロナウイルス感染症が拡大したが、中国がけん引し、ロボット導入台数は前年比0.5%増の38万4000台だった。2017年、18年に続き、過去3番目の高水準を記録した。
名古屋市とイタリアのトリノ市の姉妹都市提携15周年を記念したイベント「“Nagoya×Torino”グローバル交流 with 5Gプロジェクト」が11月5日、名古屋市中区の名古屋市公館やトリノ市役所などで開催された。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は11月9日、日立物流の千葉県にある物流センターで、3台の産業用ロボットを稼働したと発表した。同センターは、世界的スポーツシューズメーカーの日本国内唯一の拠点。
大手食品メーカーのカゴメは11月から茨城工場で、トマトのきょう雑物除去システムの本格的な稼働を開始した。きょう雑物とはトマトの皮、へた、変色部などの異物のこと。同システムのロボット部分は安川電機の「MPP3F」を、きょう雑物判定には安川電機グループのYE DIGITAL(ワイ・イー・デジタル)が開発した人工知能(AI)画像判定技術を採用。ディープラーニング(深層学習)の手法できょう雑物を高精度に判別する。
市場調査リポートを販売するグローバルインフォメーション(川崎市麻生区、小野悟社長)は11月2日、「協働ロボット (コボット) 市場 - 現在の分析と予測:2021年~2027年」を発表した。
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は10月29日、静電気放電(ESD)対策のトレンドを紹介するホワイトペーパーを発表した。ホワイトペーパーとは、市場分析や技術紹介をまとめた文書のこと。