AI・ロボットに関する技術開発の成果報告会を開催/NEDO
産業用ロボットに直接関わるのが2020年度~24年度に実施した「革新的ロボット研究開発基盤構築事業」で、産業用ロボット次世代基礎技術研究機構(略称ROBOCIP=ロボシップ)は同事業で複数の研究開発を実施した。透明な対象物(ワーク)や鏡面反射ワークにも対応する3Dモデルの自動生成技術や、安価な公衆インターネット回線を使ったロボットの遠隔制御技術の開発、ロボットの構造部材としての炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の性能評価などを行った。
また、同事業でパナソニックホールディングスは1台でさまざまな大きさや形状のものを把持できるロボットハンドを開発した。フィンガーがベルトコンベヤーのような構造で、対象物をつかんだままその姿勢を変えることができる。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)