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[直前特集RTJ2024 vol.5]ロボットにプラスアルファ、高機能化の提案が続々/周辺機器・要素部品

ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024にはロボットメーカーだけでなく周辺機器やロボットの要素部品メーカーも多数出展する。要素部品は産業用ロボット向けだけでなく、無人搬送車(AGV)や搬送機器向けの展示もあり、物流分野への提案が前回展よりも活発化しそうだ。周辺機器の分野では、ロボットハンドの他にハンドの付け替えを簡易にするハンドチェンジャーやハンドに搭載するセンサーなど、ハンドをより高機能にする製品の展示も目立つ。

[直前特集RTJ2024 vol.4]初心者もどんどん扱いやすく/ロボットメーカー

ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024の見どころは何といっても、ロボットメーカーが提案する最新の自動化技術だろう。最近はロボット単体での販売ではなく、周辺機器やデジタル技術などと組み合わせたソリューション提案へと軸足を移すメーカーが多い。自動化ニーズの広がりに合わせて、操作に慣れていない初心者がロボットを導入する機会も増えている。そのような場合でも、簡単に扱えるような技術の進化が、今回展の見どころの一つだろう。

[直前特集RTJ2024 vol.3]「未自動化領域」にアプローチ/デンソーウェーブ 神谷孝二 執行役員 FAプロダクト事業部長

40小間の規模でロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024に臨むデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長、C-01)。同社は「未自動化領域」の自動化に貢献する人工知能(AI)技術や協働ロボットのアプリケーション(応用事例)開発などに注力しており、RTJ2024でも未自動化領域にアプローチするさまざまなソリューションを展示する予定だ。FAプロダクト事業部長の神谷孝二執行役員は「お客さまに自動化のメリットを具体的にイメージしていただけるよう、会場では実用的なソリューションを提案したい」と述べる。

[直前特集RTJ2024 vol.2]製造業の集積地に期待/ファナック 山口賢治 社長兼最高経営責任者

ファナック(E-55)といえば黄色いロボットで有名だが、近年は緑色や白色のロボットでも知られる。ロボットテクノロジージャパン(RTJ)では展示の半分以上を白い協働ロボット「CRXシリーズ」にするという。山口賢治社長は「これから自動化に取り組みたい方には、取っ付きやすいCRXをおすすめしたい」と、製造業の集積地である愛知県での展示会に期待を寄せる。

「吸着ハンドは難しい」。だからこそ、部品メーカーの次の一手/日本ピスコ

空圧機器メーカーの日本ピスコ(長野県岡谷市、河西利行社長)は昨年8月、「ロボットハンドユニット設計サービス」を始めた。顧客の要望に合わせて、ロボットハンドを設計し、一体のユニットにして提供する。すでに、段ボール箱の組み立て用のロボットハンドを製作するなどの実績もある。部品メーカーのイメージが強い同社が、このようなユニット設計から手掛けるサービスを始めた狙いとは。

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