米企業、ロボットに積極投資/国際ロボット連盟
ドイツに本部を置く国際ロボット連盟(IFR、マリーナ・ビル会長)は4月30日、アメリカの製造業が自動化に大規模な投資を行っているとの速報を発表した。
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ドイツに本部を置く国際ロボット連盟(IFR、マリーナ・ビル会長)は4月30日、アメリカの製造業が自動化に大規模な投資を行っているとの速報を発表した。
ブリヂストンの社内ベンチャーであるブリヂストンソフトロボティクスベンチャーズは、クリエイター集団Konel(コネル)と共同で無目的室「Morph inn(モーフ・イン)」を、東京の表参道で5月17日~25日までオープンしている。ブリヂストンが開発するゴム人工筋肉を用いた軟らかいロボット「Morph(モーフ)」を設置し、実際に体験できるイベントだ。
ロボット用ケーブルなどの電線を開発、製造するタツタ電線は5月14日、森元昌平(もりもと・しょうへい)取締役常務執行役員が新社長に就任すると発表した。就任予定日は6月21日。山田宏也社長は代表権のある会長に就任する。森元新社長は1988年金沢工業大学工学部電子工学科卒業、タツタ電線入社。
溶接に関する展示会「2024国際ウエルディングショー」が4月22日~25日までの4日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれた。新型コロナウイルス禍による開催中止を挟んだため、大阪会場での開催は8年ぶり。会期4日間で計10万307人が来場した。今回のテーマは「人・文化・技術をつなぐ溶接・接合,切断の新潮流」。前回展でもロボットを使った自動化の提案が目立ったが、今回展では協働ロボットを使った自動化システムや、簡易なティーチングシステムなど、自動化システムの導入障壁を低減する提案が数多く見られた。
ノルウェーに本社を置くオートストアの日本法人、オートストアシステム(東京都中央区、安高真之社長)は4月17日、ロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」の導入事例見学会を開催した。
4月11日、スイスの大手ロボットメーカーABBの日本法人(東京都品川区)の社長にロイック・ペコンドン‐ラクロワ氏が就任した。
スイスの大手ロボットメーカーのABB(日本法人=東京都品川区、ロイック・ペコンドン‐ラクロワ社長)は4月15日、ドイツの大手粘着テープメーカーのtesa(テサ)との協業を発表した。ロボットを使い、自動車ボディーの穴を樹脂キャップではなく粘着シールでふさぐことを提案する。「今回の協業のために専用のユーザーインターフェースなども開発した。人手不足の改善やコスト低減に加え、軽量化や省スペース化などメリットは多い」とABBの浅利貴事業本部長は話す。
ダイフクは5月10日、2024年3月期の通期決算説明会をオンラインで実施した。受注高は前年同期比15.9%減の6203億円と減少したが、売上高は同1.6%増の6114億円、営業利益は同5.5%増の620億円、経常利益は同7.4%増の642億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.2%増の454億円と増収増益を達成した。
Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は5月15日、群馬県にあるSUBARU(スバル)の大泉工場に同社システムが採用されたと発表した。加工ラインへのクランクシャフト鍛造粗材の投入を、Mujinのソフトウエアプラットフォーム(基盤)とばら積みピッキング知能ロボット「PickWorker(ピックワーカー)」で自動化した。
4月1日、セイコーエプソングループの販売会社のエプソン販売(東京都新宿区)の社長に栗林治夫(くりばやし・はるお)氏が就任した。エプソン販売は、プリンターやプロジェクター、産業用ロボット、パソコン、時計などを販売する。中でも産業用ロボットは重点分野の一つで、「人手不足は大きな社会課題。ロボット事業を通じて省人化に貢献したい」と栗林社長は語る。