スウェーデンにロボット生産拠点を新設、地産地消を強化/ABB
スイスの大手ロボットメーカーABBがロボットの地産地消戦略を推進している。その一環でスウェーデンのベステロース市にロボットの生産拠点を新設し、欧州市場へのロボット供給能力を強化する。投資額は2億8000万ドル(約400億円)。来年から建設工事を開始し、2026年の開所を予定する。
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スイスの大手ロボットメーカーABBがロボットの地産地消戦略を推進している。その一環でスウェーデンのベステロース市にロボットの生産拠点を新設し、欧州市場へのロボット供給能力を強化する。投資額は2億8000万ドル(約400億円)。来年から建設工事を開始し、2026年の開所を予定する。
10月3日~6日、東京都江東区の東京ビッグサイトで包装機械業界の展示会「JAPAN PACK(ジャパンパック)2023」が開かれた。420社・団体が出展し、4日間で合計3万6338人が来場した。今回展では「未来の包程式―当たり前のその先へ―」をテーマに掲げ、包装機械業界の技術トレンドである自動化や省人化に焦点を当てた。会場ではロボットや人工知能(AI)を活用し、包装の前後工程も含めた自動化提案が目立った。
椿本チエインは10月1日、搬送台車が商品を作業者の手元まで運んでくるグッズ・トゥ・パーソン(GTP)方式の3Dマテリアルハンドリング(マテハン)システム「T-AstroX (アストロクス) 」を発売した。
今年最大の工作機械展「メカトロテックジャパン(MECT)2023」が名古屋市内のポートメッセなごやで10月18日から開催されている。MECTは工作機械を中心とする展示会だが、製造現場の省人化・自動化ニーズは高く、ロボットの展示も多い。同展の開催期間は10月21日まで。後編では前編に引き続き、会場内で見つけたロボット関連の提案を紹介する。
ロボットや電子部品実装機、工作機械を製造、販売するFUJIは10月12日、3次元安全センサー「AcroSensor(アクロセンサー)」を開発したと発表した。協働ロボットの使用時に、同製品が人の接近を検知する。国際電気標準会議(IEC)が定める安全センサーの規格認証「IEC61496」「IEC62061」を取得した3次元安全センサーとしては、国内初という。グループ会社のエデックリンセイシステム(愛知県豊橋市、服部友彦社長)と合同で開発した。
今年最大の工作機械展「メカトロテックジャパン(MECT)2023」が名古屋市内のポートメッセなごやで10月18日から開催されている。人手不足に伴う省人化・自動化ニーズは高く、製造現場で使われるロボットの展示も目立つ。工作機械の横に据え付けて被加工材(ワーク)の交換をするロボットシステムや、ワークを運ぶ搬送ロボットを至るところで見ることができる。同展はロボットダイジェストを運営するニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)が主催するもので、開催は21日土曜日まで。
京セラは11月6日、人工知能(AI)と3Dビジョンで協働ロボットを知能化するクラウドサービス「京セラロボティックサービス」を提供開始する。
最近よく聞く言葉だけど、「それどんな意味?」と聞かれたら自信を持っては答えにくい――。そんな言葉はありませんか? 新連載コラム「いまさら聞けないキーワード」では、そんなロボット業界のキーワード・新ワードを紹介します。第1回のテーマはAMR。
ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のHCI(大阪府泉大津市、奥山浩司社長)は8月に、中国の自律走行型ロボット(AMR)メーカーのプードゥー・ロボティクスと提携し、業務用清掃ロボット「CC1」の販売を開始した。HCIも開発に協力し、ドライとウェットの切り替え機能や、給排水のできる充電スタンドなどを実装した。当初はホテルなどのフロア清掃を想定していたが、HCIの自社工場で問題なく使えたことから、工場向けの販売にも力を入れる。
大手工作機械メーカーのヤマザキマザックは10月18日、同社の工作機械向けの協働ロボットセル「Ez LOADER(イージーローダー)30」を発売した。工作機械に簡単に接続できるロボットシステムで、機械側の操作盤に新たにソフトウエアを組み込み、ロボットを運用するために必要な情報を機械の制御装置から取得できるようにした。