食品工場の自動化を後押し/Closer
筑波大学発の人工知能(AI)ロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市、樋口翔太社長)は食品の生産ラインで調味料袋などをコンベヤー上に投入する自動化システムを提案する。人と同じくらいの作業スペースで包装された製品のピック&プレースなどを自動化できる。創業から2年目だが、インスタントみそ汁の生産ラインへの本導入が決まった。
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筑波大学発の人工知能(AI)ロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市、樋口翔太社長)は食品の生産ラインで調味料袋などをコンベヤー上に投入する自動化システムを提案する。人と同じくらいの作業スペースで包装された製品のピック&プレースなどを自動化できる。創業から2年目だが、インスタントみそ汁の生産ラインへの本導入が決まった。
高島ロボットマーケティング(東京都千代田区、西田努社長)は2月28日、協働ロボットを対象とするクレジットサービス「ROBOクレ」を開始したと発表した。SMBCファイナンスサービス(東京都江東区、小野直樹社長)と連携し、協働ロボットや周辺機器のクレジット分割払いを可能にした。
オカムラは2月17日、静岡県御殿場市の物流機器ショールーム「LUX(ルクス)」で「自律移動ロボットORV見学会」を開催した。午前と午後の2回開催で、導入を検討する企業の責任者など合計で約50人が参加した。
台湾の協働ロボットメーカー、テックマンロボットの国内代理店を務めるSSI(浜松市中区、小笠原誠社長)は昨年11月、東京都台東区に「SSI株式会社×TM-ROBOT(ロボット)ショールーム&ラボ」と「テックマンロボット トレーニングセンター」を開設した。場所はJR御徒町駅の近くでJR上野駅から続く繁華街の中にある。この場所に拠点を設けた狙いとは。
溶接ロボットシステムを手掛けるパナソニックコネクト(東京都中央区、樋口泰行社長)は2月16日、同社の溶接電源融合型ロボット「TAWERS(タワーズ)」向けの次世代コントローラー「G4コントローラー」を発売した。旧型の「G3コントローラー」を2010年に発売して以来、約12年ぶりの刷新。処理能力やメモリ、インターフェース、制御プログラムなどハード、ソフト両面で大幅に性能が向上した。
シャープは2月14日、「多階層ロボットストレージシステム」の受注を開始した。倉庫でのピッキング作業を自動化・省力化するシステムで、自動搬送ロボットが商品棚やパレットなどを運ぶ「グッズ・トゥ・パーソン(GTP)」方式を採用した。
ゲル素材の開発や加工を手掛けるタナック(岐阜市、棚橋一成社長)は、産業用ロボット用グリッパーの提案にも力を入れている。グリップ部分に自社製の柔軟なゲル素材を採用しており、傷を嫌う部品や不定形物、軟体物を優しく搬送できる。搬送対象物の形状に倣ってゲル素材が伸縮するため、一つのグリッパーでさまざまな形状の物を安定してつかめるのが特徴だ。
マブチモーターは2月13日、無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)などに適したモーターユニット「MS-94BZD」、「MS-94BZE」、「MS-94BZF」を発売したと発表した。これは、ブラシレスモーター「IS-94BZC」に減速比20の遊星ギアを取り付けた製品。既に販売済みの減速比10.33のタイプと比べて高トルクを確保できる。「MS-94BZE」は減速機構に加えて電磁ブレーキも搭載し、「MS-94BZF」は減速機構と電磁ブレーキに加えてホイールまで備える。
安川電機は2月20日、自動車生産ラインの塗装工程で、搬送コンベヤーに追従しながら自動車のドアを開閉するオープナーロボット「MOTOMAN(モートマン)-MPO10L」を発売した。可搬質量は10kg、最大リーチは2550mm。
エプソンは『省・小・精』の技術を起点に、常に新たな価値創造へ取り組み、顧客の期待に応えることに挑戦し続けている。その1つとして「生産現場の革新」にも注力する。生産現場での働き手の不足や熟練工の減少、消費者ニーズの多様化などさまざまな顧客の課題がある。それに対してエプソンは総力を挙げて全ての技術を結集させ、顧客と共に課題解決に取り組む。近年、外観検査も自動化したいとのニーズが高まる。省人化に加え、データで判断することで検査品質の安定にもつながる。傷などの検査は自動化が進んでいるが、微妙な色の違いや色ムラは判別できず、色検査は自動化が難しい。この常識を覆すソリューションをエプソンは提案する。