生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

2023.06.14

[特集 工場物流を刷新せよ!vol.8]現場の省人化・省力化を後押し、各社の一押し製品③

複数のコンテナを同時に運搬/HAI ROBOTICS

ケースハンドリングロボット
「HAIPICK(ハイピック) A42T」


 独自のアルゴリズム(問題解決手順)で、効率的なケースピッキングを実現するケースハンドリングロボット。最大積載質量300kgまでの範囲で、複数のコンテナの同時運搬が可能。自律的なナビゲーションで軌道装置が不要で、障害物の自動回避や自動充電に対応する。障害物の自動回避の他に、衝突防止やアラーム緊急停止など各種安全機能も備える。フォーク幅の自動調整機能で、異なるサイズのケースにも1台で対応できる。

既存のAGVにAMRの機能を付加/パナソニック アドバンストテクノロジー

ソフトパッケージ
「@mobi (アットモビ)」


 従来型のAGVに組み込むことで、AMRとして運用できるソフトパッケージ。要望に応じてセンサーやハードウエアを含むパッケージで提供し、簡単にAMRシステムを作成できる。ソフトでAMRの目標地点と通過点を指定するだけで、最短経路を生成して自律移動する。強力な自己位置推定機能で工場内や工場間のガイドレス走行が可能。オプション機能を使えばスロープや不整地にも対応する。

(ロボットダイジェスト編集部 斉藤拓哉)


――「特集 工場物流を刷新せよ!」終わり

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