生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

初の社外向け技術展示会を開催/パナソニックホールディングス

パナソニックホールディングスは9月13日・14日の2日間、大阪府門真市の拠点「パナソニック・クロスシー・カドマ」で、技術展示会「Panasonic Corporate R&D Technology Forum 2023(パナソニック・コーポレート・R&D・テクノロジー・フォーラム2023)」を開催した。同社が社外向けに技術展示会を開催するのは初の試み。自律走行型搬送ロボット(AMR)や搬送ロボット向けのソフトウエアの技術提案も見られた。

倉庫向け月額ロボットサービスにフォワードエックスのAMRを追加/Gaussy

月額制の倉庫ロボットサービス「Roboware(ロボウェア)」を展開するGaussy(ガウシー、東京都港区、中村遼太郎社長)は9月6日、ForwardX Robotics(フォワードエックス・ロボティクス、東京都中央区、斉欧最高経営責任者)と提携し、同社の自律移動型搬送ロボット(AMR)の取り扱いを開始したと発表した。

2024年7月に愛知で開催のロボット・自動化展、出展募集を開始/ニュースダイジェスト社ほか

ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)と愛知県機械工具商業協同組合(理事長・水谷隆彦ミズタニ機販社長)は9月1日、2024年7月に開催予定の産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、略称RTJ)2024」の出展募集を開始する。「“ものづくり中部”の持続的な発展には、産業用ロボットなどを活用した省人化、自動化が必須。本展をきっかけにロボットの活用がより一層進むことを期待する」と同展を主催するニュースダイジェスト社の樋口八郎社長は話す。

AMRの経路生成を最適化するAI技術の共同研究を開始/凸版印刷

大手印刷会社の凸版印刷は8月10日、東京農工大学と人工知能(AI)技術を使った自律走行型搬送ロボット(AMR)の経路生成システムに関する共同研究を開始したと発表した。今回の共同研究では、AMRやスマートフォンなどで動作するAIを開発し、物流倉庫でのピッキング作業におけるAMRの経路生成を最適化する。

ランニングコストを削減できるロボットアーム/オリムベクスタ

オリムベクスタ(東京都台東区、木方敬社長)は、垂直多関節ロボット「OVR680K5N」を開発した。アーム部品やモーターをユーザー自身で交換できるのが特徴で、メンテナンスにかかるコストを削減できる。アームは長さの異なる部品と取り換えることで、リーチを柔軟に変えられる。「現場の環境の変化に合わせて、ロボットアームのリーチを変えたい」というユーザーの要望を開発に取り入れた。

ニデックのAGV事業を譲受/武蔵精密工業

武蔵精密工業は8月7日、ニデックドライブテクノロジー(京都府向日市、島野光次社長)との間で、無人搬送車(AGV)の製造販売事業を譲り受ける契約を締結したと発表した。武蔵精密工業はイスラエルの人工知能(AI)企業SIXAI(シックスアイ)と協業し、自律走行型搬送ロボット(AMR)やAIロボットプラットフォーム「MAESTRO(マエストロ)」の開発や販売を手掛ける。

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