[JIMTOF2018速報 vol.2]海外勢、周辺機器メーカーからも自動化提案相次ぐ/日本国際工作機械見本市
多様な自動化を提案する大手機械メーカー
前編で取り上げたオークマやDMG森精機とともに、工作機械業界の「御三家」と言われる大手工作機械メーカーのヤマザキマザックは、多種多様な自動化を提案する。
多関節ロボットを使ったシステムをはじめ、後付け可能なローダー(加工材料の自動供給装置)や、レーザ加工機用の自動化システムなどを展示した。
中でも、注目を集めたのはロボットシステム「TA-20/270」の展示だ。加工材料を回しながら加工する旋盤タイプの加工機「QUICK TURN(クイックターン)」シリーズと組み合わせて提案し、来場者の注目を集めた。
工作機械の制御装置に専用のソフトウエアを組み込み、簡単かつ効率的にロボットのプログラムを生成できるのが大きな特徴だ。