パレタイズ用ロボット、4機種を発売/安川電機
安川電機は、段ボール箱など荷物の積み付け作業(パレタイズ)に使うロボット「MOTOMAN(モートマン)-PLシリーズ」4機種を発売した。最大可搬質量190kgのPL190、320kgのPL320、500kgのPL500、800kgのPL800を新たにラインアップした。最大リーチはいずれも3159mm。
PLシリーズは、使いやすさを追求したロボットコントローラー「YRC1000」に対応。エアの太い配管などもアーム内に収められるよう、アーム先端の手首部分を大口径の中空構造にした。電源回生機能による省エネ性能の向上や、省配線によるメンテナンス性の向上も実現した。
PL190、PL320の2機種については、従来のMPLシリーズに比べスリムな形状にし、最大可搬質量も高めた。
パレタイズ専用のソフトウエア「MOTOPAL(モートパル)」により、コンベヤーやパレット(荷役台)の位置、箱のサイズ、積み付けパターンなどを設定するだけで、動作プログラムを自動生成できる。