ワイヤレス充電システム「D-PAD」の新モデル発売/ダイフク
物流システムを設計、製造するダイフクは4月20日、無人搬送車(AGV)向けのワイヤレス充電システム「D-PAD(ディー・パッド)」の新モデルを発売した。新モデルでは最大100Aでの急速充電を可能にした。
例えばロボットアーム付きAGVは、ロボットとAGVの両方で電力を使用することから消費電力量が多く、頻繁に充電ステーションに戻らねばならず非効率だ。ワイヤレス充電は消費電力の多いシステムでの作業中充電ができるため、AGVの稼働率を高め24時間運用に貢献する。
許容伝送距離は10~60mmで、許容位置ズレは40mm。また、電圧は24Vと48Vに対応しており、どちらの電圧に設定しても100Aで急速充電できる。伝送周波数が10kHz未満のため、電波法による申請手続きは不要だ。