
SIer向け商品説明会、画像認識の特設展示が盛況/日本ロボットシステムインテグレータ協会
日本ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は2月21日、都内の大田区産業プラザPiOで「ロボットFA関連商品説明会」を開催した。ロボットユーザーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)など約150人が来場した。
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日本ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会、会長・久保田和雄三明機工社長)は2月21日、都内の大田区産業プラザPiOで「ロボットFA関連商品説明会」を開催した。ロボットユーザーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)など約150人が来場した。
ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。今回は、自動車や食品などの幅広い産業に向けてファクトリーオートメーション(FA、工場自動化)機器やロボットシステムを設計、製作するヤナギハラメカックス(静岡県吉田町、柳原一清社長)を取材した。近年は危険が伴う現場で働く人のけがを減らしたいとの思いから、地域特有の課題に焦点を当てた自動化システムの開発にも積極的に取り組む。
クラボウは2025年1月、米国のロボットメーカーのFlexiv Robotics(フレクシブロボティクス)と業務提携契約を締結した。両社の製品を組み合わせ、研究室内の自動化「ラボラトリーオートメーション」向けの協働ロボットシステム「KURAVIZON(クラビゾン)」を開発し、同月発売した。
機械要素部品メーカーの鍋屋バイテック(NBK、岐阜県関市、岡本友二郎社長)は、生産現場の自動化に取り組む専門部署「SI部」を昨年発足し、ロボットを活用した自動化システムの内製化を推進する。SI部は社内向けにシステムを構築するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)として、自動化システムの設計や製作をワンストップで担う。
ロボットコントローラーやビジョンセンサーを開発する、シンガポールのEureka Robotics(エウレカロボティックス、日本法人=東京都江東区、ファム・クアン・クオン社長)はこのほど、日本法人の事務所を東京都江東区に移転した。1月21日には新事務所で事業方針説明会を開き、Eureka Roboticsの創業者でもあるファム社長が「今年の全世界での売上高は、昨年の4倍を目指す。そのためには日本市場の開拓が重要になる」と力強く語った。
ノルウェーに本社を置くZivid(ジビッド)は昨年12月、ロボットアームの手首に取り付けるタイプの3Dビジョンシステムの新製品「Zivid2+R(ジビッド・ツー・プラス・アール)」を発売した。従来比3倍の撮影速度を実現した機種で、3Dの点群情報だけでなく、色の情報も同時に取得できる。透明な対象物(ワーク)や光を反射するワークも精度よく認識可能だ。「Zivid2+Rならビジョンシステムがボトルネックにならず、システム全体の生産性を高められる。3Dビジョンシステムには安価なものもあるが、Zivid2+Rのような高性能・高品質な製品を選ぶべき」と黒澤和人セールスディレクターは言う。
ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第34回で紹介するのは、ニコンの今井桃夏さん。大学で画像認識を活用した点群データ処理技術を学んだ今井さんは入社2年目の現在、次世代ロボットビジョンシステムの開発を担当する。試行錯誤する中、「想像力を持って開発することが大事」と力を込める。
日立製作所グループで最大規模のイベント「日立ソーシャルイノベーションフォーラム2024ジャパン」が9月4日と5日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催された。製造業や物流関連では、ロボット関連技術や現実とデジタル(仮想空間)の設備が同期して連動するデジタルツイン技術、人工知能(AI)の活用などを披露した。
最近よく聞く言葉だけど、「それどんな意味?」と聞かれたら自信を持っては答えにくい――。そんな言葉はありませんか? 新連載コラム「いまさら聞けないキーワード」では、そんなロボット業界のキーワード・新ワードを紹介します。今回は、ロボットの「目」になる3Dビジョンセンサーです。
制御機器を中心に取り扱うファクトリーオートメーション(FA=工場自動化)商社の特電(静岡県沼津市、加藤秀敏社長)。システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)として、FA商社の強みを生かした自動化システムの構築に取り組む。加藤社長は「両輪の強みを生かして、『ワンストップカンパニー』を目指す」と話す。