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2021.12.06

共同設立の新会社が営業開始/川崎重工業、ソニー、リモートロボティクス

リモートロボティクスのロゴ

 川崎重工業とソニーグループは12月1日、共同設立の新会社リモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)が同日に営業を開始したと発表した。

 同社はロボット用の遠隔操作プラットフォーム事業を展開する。具体的には、専用のロボットコントローラーを使った遠隔操作システムや、作業状況のモニタリングシステム、機器の状態管理システムなどを提供。2022年中の本格的なサービス提供開始を目指す。2021年度中に川崎重工グループのアーステクニカ(東京都千代田区、西昌彦社長)での研削、研磨作業や、川崎重工播磨工場(兵庫県播磨町)のリサイクル用瓶の選別システムで、実証実験を開始する。

 田中宏和社長は「当社は、川崎重工とソニーの強みを生かしたロボット用の遠隔操作プラットフォームを通じて、全ての人々が社会参加できるリモート社会の実現を目指し、新しい働き方を提案していく」と意気込む。

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