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2022.12.02

テープを塗布する自動化システム発売/スリーエムジャパン

 米国3M(スリーエム)の日本法人スリーエムジャパン(東京都品川区、宮崎裕子社長)は11月29日、テープを自動で塗布するシステム「3Mオンデマンド・ボンディング・システム」と同システム専用の接着テープ「3M VHBエクストルーダブルテープ」を発売した。自動車の内装部品の固定や電子機器の組み立てなどの接着・接合を自動化できる。

 同社はねじや溶接などに代わる新しい接合方法として、接着テープを提案してきた。今回、製造現場の慢性的な人手不足を受け、その接着テープを自動で塗布する3Mオンデマンド・ボンディング・システムを開発した。
 同システムは小型でシンプルな設計のため、製造現場の組み立てラインに導入がしやすい。複雑な曲面や不規則な形状、異なる素材同士を接着できる。
 3M VHBエクストルーダブルテープは塗布する際の前処理が基本的に必要なく、常温で保管できる。接着の強度と剥がしやすさを両立しており、部品のリサイクルをする場合にはきれいに剝がして除去できる。


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