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2023.04.28

1-3月の産ロボ受注額は18.9%減少、生産額は0.3%増加/日本ロボット工業会

 日本ロボット工業会(JARA)は4月27日、2023年1-3月期の会員企業による産業用ロボットの受注額や生産額を発表した。

 受注額は前年同期比18.9%減の2082億円と数字を大きく減らし、2四半期連続で前年同期比減となった。
 生産額は同0.3%増の2168億円と10四半期連続で前年同期比増となったものの、微増にとどまった。

 出荷額は同0.3%増の2206億円で、総出荷台数は同7.1%減の5万9349台。出荷額は10四半期連続で前年同期比増となったが、総出荷台数は10四半期ぶりに前年同期比で減少した。国内向けは自動車製造業向けを中心に依然として勢いは弱いが、電気機械製造業向けや半導体向けなどが好調に推移した。
 輸出額は同0.2%増の1654億円で、輸出台数は同10.4%減の4万6868台。実装用で引き続き減少が見られ、溶接用も減少に転じたもののトータルでは横ばいとなった。

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