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[注目製品PickUp!Vol.5]最小、最軽量の持ち運べる6軸ロボット【後編】/安川電機 「MotoMINI」

安川電機の産業用ロボット「MotoMINI(モートミニ)」が6軸の垂直多関節ロボットとして業界最小、最軽量(同社調べ)を実現できた要因は、内骨格構造と樹脂製カバーの採用だ。大幅に軽量化したことで、小型モーターでも十分にアームを動かせるようになり、ロボット全体を小型化できた。部品コストを抑えたことで同社のラインアップの中で最も低コストで導入できる産業用ロボットになった。導入コストが低ければ中小企業も導入しやすく、ロボットの普及を後押しできる。

[注目製品PickUp!Vol.5]最小、最軽量の持ち運べる6軸ロボット【前編】/安川電機 「MotoMINI」

今回紹介する注目製品は、安川電機の6軸多関節ロボット「MotoMINI(モートミニ)」。6軸の垂直多関節ロボットとして業界最小、最軽量(同社調べ)が最大の特徴だ。本体の重量は約7kgで、人が簡単に持ち運べるレベル。小さく軽いので、走行装置や周辺機器も小型化でき、密集したレイアウトを採ることができる。2017年6月に発売して以来、メーカーが想定しなかった使い方もされているという。

米国展示会で見た!自動化提案の最前線/米国国際製造技術展(IMTS)【後編】

2018年9月に米国シカゴで開催された工作機械見本市「IMTS2018(通称シカゴ・ショー)」では、出展者各社の自動化システムの提案が花盛りだった。前編ではIMTSの概要や米国の自動化ニーズの高さ、大手工作機械メーカーの提案を紹介した。後編は中堅規模のメーカーの独自色のある自動化システムや、周辺機器メーカーによる提案を取り上げる。

米国展示会で見た!自動化提案の最前線/米国国際製造技術展(IMTS)【前編】

米国最大級の工作機械の展示会「米国国際製造技術展(IMTS)2018」が2018年9月10日~15日の6日間、イリノイ州シカゴで開催された。6日間で過去最高の12万9415人が来場し、大いににぎわった。今回のIMTS2018では、人手不足が深刻な北米市場のソリューションとして、ロボットなどと工作機械を組み合わせた自動化システムの提案が圧倒的に目立った。

[JIMTOF2018速報 vol.2]海外勢、周辺機器メーカーからも自動化提案相次ぐ/日本国際工作機械見本市

11月1日から6日までの6日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、日本最大の工作機械展「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」が開かれている。「世界3大工作機械展」の一つに数えられるビッグイベントで、来場者数は会期3日目で10万人を超え、累計では15万人にも手が届きそうなほどのにぎわいだ。速報の第1弾ではロボットメーカーや大手機械メーカーの提案を中心に紹介したが、海外メーカーや機械の輸入商社や周辺機器メーカーなども積極的に自動化を提案している。

[JIMTOF2018速報 vol.1]日本最大の工作機械展でロボット提案に脚光/日本国際工作機械見本市

11月1日から6日までの6日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、日本最大の工作機械展「第日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」が開かれている。「世界3大工作機械展」の一つに数えられ、国内外の製造業の関係者ら10数万人が来場するビッグイベントだ。ロボットと一体化した工作機械を展示の目玉に打ち出す企業が多く、ロボットシステムを展示したブースには黒山の人だかりができた。注目を集めた展示の一部を、現地からの速報としてお届けする。

[SIerを訪ねてvol.1] 食品向け開拓し、組み合わせ技術磨く/オフィスエフエイ・コム【前編】

オフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)は、グループ全体で400人近い社員を擁する大手のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。ロボットシステムの構築や各種専用機の製造のほか、物流企業向けの在庫管理ソフト「WAREHOUSE(ウエアハウス)シリーズ」を開発・販売するソフトウエアメーカーの顔も持つ。「ロボットSIerの大半は機械に強いが、当社は機械よりも電気やソフトウエアに強みを持つ。このようなSIerは珍しい」と飯野社長は話す。

[SIerを訪ねてvol.1] 食品向け開拓し、組み合わせ技術磨く/オフィスエフエイ・コム【後編】

オフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)は、グループ全体で400人近い社員を擁する大手のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。今年5月には小山市の間々田事業所内に、ロボットシステムのショールーム「スマートファクトリー・コンダクター・ラボ(スマラボ)」を開設した。「スマラボは単なるショールームではなく、もっと大きなビジョン実現の鍵となる施設」と飯野社長は話す。

[創刊特別インタビュー]10年後が楽しみ/国際ロボット連盟津田純嗣会長

世界中の製造業界で産業用ロボットへの期待が高まっている。安川電機の会長であり、2017年末に国際ロボット連盟(IFR)の会長に就任した津田純嗣氏に世界市場の潮流や課題を聞いた。津田会長は「今後の10年は中小企業にとってのロボットのお試し期間。どうなるかすごく楽しみ」と期待を寄せる。

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