シミュレーションソフトを教育機関に無償提供/IDECファクトリーソリューションズ
安全柵なしで使える協働ロボットに特化したシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のIDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)は10月5日、自社で取り扱うロボットのシミュレーションソフトウエア「Robo(ロボ)DK」を高等専門学校(高専)や大学に30校限定で無償提供するサービスを開始した。
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安全柵なしで使える協働ロボットに特化したシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のIDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)は10月5日、自社で取り扱うロボットのシミュレーションソフトウエア「Robo(ロボ)DK」を高等専門学校(高専)や大学に30校限定で無償提供するサービスを開始した。
ファナックは、自社製ロボットやモノのインターネット(IoT)基盤「FIELD system(フィールドシステム)」を自社工場に導入し、自動化やデジタル化を推進する。山口賢治社長兼最高経営責任者(CEO)は協働ロボットに期待しており、従来の「黄色」のロボットを使った高度な自動化システムに加え、「低コストで簡単に立ち上げられる自動化システムも目指すべきもう一つの方向性として追求する」と話す。
大型工作機械や歯車加工機を製造、販売する三菱重工工作機械(滋賀県栗東市、若林謙一社長)は9月28日、「ロボット用精密歯車の加工ソリューション ~小モジュール×高速・高精度加工~」と題したウェブセミナーを開いた。
今年4月に川崎重工業のロボットディビジョン長に就任した高木登執行役員。「ロボット市場は今後とにかく伸びる。しかし、従来からある市場はそれほど大きくならない」と新市場開拓の重要性を指摘する。商品企画部を新たに立ち上げた高木執行役員は「仕事は楽しんでやるもの。そうでなければいい結果は生まれない」と言う。
松本機械工業(金沢市、松本要社長)は、工作機械の周辺機器を製造、販売する。工作機械の一種であるマシニングセンタ(MC)に被加工材(ワーク)を固定するためのジグシステムや、旋盤にワークを固定するのに使うチャックなどを製造する。これら機器とロボットを組み合わせ、多品種少量生産を自動化する提案に力を入れる。
搬送ロボットメーカーの匠(福岡市中央区、後藤元晴社長)は9月24日、可搬質量500kgの搬送ロボット「TA-G」を初期費用なしで貸し出す「TAKUMIシンプルパッケージ」プランを開始した。定額の月額使用料を払えば、物流拠点などで同製品を利用できる。
極東産機は2020年9月18日、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のROSECC(ロセック、名古屋市名東区、矢本洋一社長)を完全子会社化すると発表した。ロセックの親会社でプレス加工機メーカーのエイチアンドエフ(福井県あわら市、柿本精一社長)から10月1日付で、発行済み株式を100%取得する。取得額は公表していない。
ロボットアームの先端に取り付けるエンドエフェクタ―を製造するデンマークのOnRobot(オンロボット)は9月18日、研磨用のユニット「OnRobot Sander(オンロボットサンダー)」を発売した。
物流向けの搬送ロボットシステムなどを手掛けるGROUND(グラウンド、東京都江東区、宮田啓友社長)は9月18日、搬送ロボットシステムの研究や開発をするR&Dセンター「playGROUND(プレイグラウンド)」を拡張した。同施設は千葉県市川市にあり、今回の拡張で床面積は従来の約100㎡から7倍の約700㎡となった。
THKは9月、電子部品を搬送して組み立てるピック&プレースロボット「PPR」の受注を開始した。微細な電子部品を吸着して持ち上げ、搬送して組み立てる。各種センサーや制御ユニットがオール・イン・ワンになった、電子部品組み立ての専用ロボットだ。電子部品に掛かる微小な力を測定するセンサーを搭載。部品へのダメージを抑えながら、高速搬送ができる。