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[SIerを訪ねてvol.38]地元販売代理店とコラボで導入拡大/エヌテック

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。38回目の今回は、プレス加工をはじめとした金属加工向けを中心にロボットシステムを提案するエヌテック(徳島県鳴門市、大曲隆志社長)を紹介する。近年は地元の産業用ロボット販売代理店と手を組み、デンマークのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)の協働ロボットを使った自動化システムを開発するようになった。技術力を評価され、昨年1月にはURの「認定SIer」となった。他にも、金属加工向け以外のジャンルでの受注件数が増加するなど、活躍の幅を広げる。

日本初のフェア開催、協働ロボの市場広げる手助けに/ユニバーサルロボット

デンマークの協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR)の日本支社(東京都港区、山根剛代表)は7月26日と27日の2日間、日本初の協働ロボット関連フェアを名古屋市内で開催した。2日間で900人以上が来場した。山根代表は「今回のフェアが協働ロボット全体の市場を広げる手助けの一つになれば」と話す。

[活躍するロボジョvol.23]品質評価で性能向上に貢献する/川崎重工業 近藤千恵さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第23回は、川崎重工業で、産業用ロボットシステム製品の品質評価を担当する近藤千恵さんを紹介する。近藤さんは今年3月まで産業用ロボット用コントローラーの設計を担当していた。「万が一、品質評価に通らなかった時はただ突き返すだけでなく、設計の立場に寄り添って一緒に知恵を絞りたい」と話す。また、品質評価と並行して要素開発もする。品質評価であぶり出した課題や要素開発で得た知識を生かして、製品の性能向上を目指す。

エプソンはさまざまなソリューションで生産現場の難題解決を共に目指す Vol.5

エプソンは『省・小・精』の技術を起点に、常に新たな価値創造へ取り組み、顧客の期待に応えることに挑戦し続けている。その1つとして「生産現場の革新」にも注力する。生産現場での働き手の不足や熟練工の減少、消費者ニーズの多様化などさまざまな顧客の課題がある。それに対してエプソンは総力を挙げて全ての技術を結集させ、顧客と共に課題解決に取り組む。また、エプソンは生産現場向けのソリューションだけではなく、産業用ロボット業界の持続的な成長を見据えた次世代の技術者育成にも力を入れている。今回は、その一環で6月21日に沖縄工業高等専門学校で実施した「出前授業」について紹介する。

ドイツのロボット展に見る最新自動化提案【前編】/automatica 2023

欧州最大の産業用ロボット展「automatica(オートマティカ) 2023」(メッセミュンヘン主催)が6月27日から30日までの4日間、ドイツのミュンヘン市にあるメッセミュンヘン展示場で開催された。日本以上に深刻な人手不足と賃金上昇に悩む欧州産業界。その需要に応えるべく、欧州や日本のロボットメーカーが最新技術を提案した。前編では欧州の市場分析と、欧州・アジアのロボットメーカーによる提案をリポートする。

[進化する物流vol.13]日本のニーズを肌で感じ、製品をさらに進化させる/HAI ROBOTICS 徐聖東CTO

HAI ROBOTICS(ハイロボティクス)は、中国の深センに本社を置く倉庫向け自動化システムのメーカーだ。箱を搬送するだけでなく、棚への出し入れまで自動化する自動ケースハンドリングロボット(ACR)などを製造する。2021年に日本法人HAI ROBOTICS JAPAN(ハイロボティクスジャパン、埼玉県三芳町、新井守社長)を設立し、日本市場での展開も強化する同社。来日した徐聖東(シュー・シンドン)最高技術責任者(CTO)に今後の展望などを聞いた。

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