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東京ビッグサイトで7月9日開幕!
「序論:ロボットが食品産業を救う」/安川電機/デンソーウェーブ/オムロン/ストーブリ/速報!会場リポート
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東京ビッグサイトで7月9日開幕!
「序論:ロボットが食品産業を救う」/安川電機/デンソーウェーブ/オムロン/ストーブリ/速報!会場リポート
柔軟な運用ができるduAro(デュアロ)は、中小企業も導入しやすい。ユーザーのニーズにより広く応えるべく、2018年6月に「duAro2」(デュアロ2)を発売した。上下方向のリーチや可搬質量を拡大し、台車をよりコンパクトにした。今後、後継機種の開発に向けて性能や機能の強化と、コンセプトである「Easy to Use(イージー・トゥ・ユース=簡単に使える)」の両立に挑戦する。
川崎重工業の協働型の双腕スカラロボット「duAro(デュアロ)」は、信頼性の高い既存のスカラロボットの技術と、直感的にティーチングできるソフトウエア技術、それらの技術を生かすアイデアをもとに開発された。垂直関節型の双腕ロボットに比べて軸数(動きの自由度)を少なくしたことと、機能的な工夫により、制御やティーチングがしやすいのが特徴だ。人の隣に並べて設置できる協働ロボットなので、さまざまな現場に導入できる。
三菱電機が満を持して、「人との協働専用ロボット」を発売する。現在開発中の人協働専用ロボットでは、人が触れるのを前提にロボット本体をデザインし、指や手が挟まれないよう工夫した。アームに取り付けたボタンを押しながら手で直接アームを動かして動作を覚えさせられるなど、協働ロボとしての完成度をより高めた。LEDライトの色で、ロボットが「動作中」なのか「待機中」なのかも判別できる。今年12月に東京で開催される「2019国際ロボット展(iREX)」に出展し、2019年度後半に発売する予定だ。前回に続き、三菱電機でロボットを製造する名古屋製作所で武原純二ロボット製造部長に話を聞いた。
ロボットメーカー各社から協働ロボットが発売されるなか、満を持して三菱電機も「人と協働できる専用ロボット」を発売する。現在販売している産業用ロボットでも、安全のためのセンサーやユニットをつなげれば、人との協働作業が可能なロボットとして安全柵なしで使用できた。開発を進める協働専用ロボットでは、ロボット本体に人が触れるのを前提に、指や手を挟まないようデザインを工夫した他、「ペンダント」と呼ぶ専用の操作盤を使わず、手で直接アームを動かして動作を覚えさせるなど、協働ロボとしての完成度を高めた。LEDライトの色で、ロボットが「動作中」なのか「待機中」なのかを判別できるなど分かりやすさも重視した。今年12月に東京で開催される「2019国際ロボット展(iREX)」に出展し、満を持して発売する予定だ。武原純二ロボット製造部長に話を聞いた。
東芝機械が双腕型の協働ロボットの開発を進めている。5月23日~25日に開催したプライベートショー「第17回東芝機械グループソリューションフェア2019」に開発中の双腕型協働ロボット2機種を参考出展し、大きな注目を集めた。双腕型の協働ロボットはロボットメーカー数社がすでに製品化しているが、東芝機械が開発するロボットは他の製品よりも可搬質量が大きい。製品化されれば、双腕型協働ロボットの新たな用途開拓につながりそうだ。
「第57回機械工業見本市金沢(MEX金沢2019)」が2019年5月16日~18日の3日間、金沢市の展示会場「石川県産業展示館」で開催された。216社が出展し、延べ5万8000人以上が来場した。石川県、富山県、福井県の北陸3県は人手不足が深刻な地域で、北陸の企業は自動化に高い関心を持つ。今回展では、北陸地域の自動化ニーズに応える、ロボットを使った自動化提案が目立った。
加工補助具や工具、自社製造の各種専用機・検査機、さらには自動販売機など幅広い商材を取り扱う商社の三機(名古屋市熱田区、木島正人社長)は、新たに協働ロボットの販売に参入した。2018年8月、新たな事業の柱として中国のロボットメーカーAUBO robotics(オーボロボティクス、以下オーボ)と協働ロボット「AUBO-iシリーズ(オーボiシリーズ)」の代理店契約をし、展示会などで積極的に性能をアピールする。「どうしても『中国製』は日本では悪いイメージを持たれがちだ。しかしiシリーズは協働ロボットとしての十分な能力を持ちながら、コストを抑えられる。中国製ロボットのイメージを変えていく取り組みが重要」と三機の吉田勝彦課長は強調する。今年4月からは東京にあるオリックス・レンテック(東京都品川区、小原真一社長)のショールームでも展示を開始し、イメージ改善に向けた準備を進める。
ロボテック(東京都中央区、吉本喬美社長)は、高精度なトルク(回転する力の強さ)制御が可能な電動トルクアクチュエータ「ユニサーボ」とその応用製品を製造、販売する。ユニサーボは回転を生み出すアクチュエーターと減速機、トルクメーターを一体化した製品だ。前編では同製品の構造や開発の経緯、高精度なトルク制御ができる秘訣(ひけつ)などを取り上げた。後編ではどういった使い方ができるのか、その用途を中心に紹介する。
ファナックは4月、山梨県忍野村の本社で「新商品発表展示会」を開いた。溶接ロボットや協働ロボットなどの新製品を発表した。最終日は真冬のような寒さになり季節外れの雪に見舞われるなど、天候には恵まれなかったが、会場は大くの人でにぎわった。「高度な技術をいかに使いやすくするか、という視点で商品化した」と山口賢治社長兼最高経営責任者(CEO)は話す。