
新倉庫が稼働、少量多品種に対応し「必要なものを必要なだけ」/花王
花王はスキンケア・ヘアケア製品を中心に多品種を生産する豊橋工場に新倉庫を建設し、3月31日に運用を開始した。パレタイズ/デパレタイズロボットや無人搬送車(AGV)などを活用し、入庫から出庫までの完全自動化を実現した。少量多品種に柔軟に対応可能で、商品を必要なタイミングで必要量だけ出荷することで、環境負荷の低減を図る。
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花王はスキンケア・ヘアケア製品を中心に多品種を生産する豊橋工場に新倉庫を建設し、3月31日に運用を開始した。パレタイズ/デパレタイズロボットや無人搬送車(AGV)などを活用し、入庫から出庫までの完全自動化を実現した。少量多品種に柔軟に対応可能で、商品を必要なタイミングで必要量だけ出荷することで、環境負荷の低減を図る。
ダイヘンは2月上旬、神戸市灘区の六甲事業所にある産業用ロボットの工場の設備をリニューアルした。今回のリニューアルでロボットの組み立てエリアから検査エリアへの工程間搬送を自律搬送ロボット(AMR)が担うようになった。現在、ロボットの組み立て工程は自動化できており、来年度中に検査工程までの自動化達成を目指す。
機械工具専門卸商社のトラスコ中山は、先端的な物流センター「プラネット埼玉」(埼玉県幸手市)にパレタイズロボットシステムを導入した。だがそれも多彩なロボット活用の一端に過ぎない。プラネット埼玉は「物流のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現し、次世代型の物流を体現する」と物流本部の岡田真也物流改革部長は言う。同社の物流改革とロボット活用はいかなるものかを知るべく、プラネット埼玉にお邪魔した。
丸栄(広島市中区、立木陽子社長)は、広島名物のかきの養殖に欠かせない道具を製造する。その道具とは、直径2mmの小さな穴を開けたほたての貝殻。穴に針金を通して海中に沈めておくと、生まれたばかりのかきが貝殻の上で育つ。同社は年間2億枚もの貝殻を加工し、国内の多くの養殖業者に供給している。その生産能力を支えるのが、総勢8ライン24台のパラレルリンクロボットだ。「ロボット化以前は設備の老朽化により生産性が低下していた。何とか生産量を確保しなければならないとの執念でロボット化した」と立木大専務は語る。
愛知県の「あいちロボット産業クラスター推進協議会」は3月8日、岐阜県各務原市にある八幡ねじ(愛知県北名古屋市、鈴木則之社長)の物流センター「テクノセンター」で「第21回製造・物流等分野ロボット導入実証ワーキンググループ(WG)」を開催した。物流自動化がテーマで、八幡ねじとシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)が物流自動化の取り組みについてそれぞれ紹介した。
食品産業向けのロボット開発を手掛けるコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也最高経営責任者)は2月7日、千葉県船橋市にあるテイクアウト用のすし製造工場「京樽セントラルキッチン」にすし容器のふた閉めロボットが導入されたと発表した。
愛知県の「あいちロボット産業クラスター推進協議会」は12月15日、同県一宮市で「第20回製造・物流等分野ロボット導入実証ワーキンググループ(WG)」を開催した。今回のテーマは協働ロボット。地元愛知県に本社を構えるロボットメーカー、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)、ロボットユーザーが講師として登壇し、それぞれの立場から協働ロボットの特徴や導入のポイントなどを紹介した。
近年大きな注目を集めるのが、食品産業でのロボットの活用だ。連載企画「ロボットが活躍する現場」のvol.23では、今回初めてロボットを導入した食品メーカーの事例を取り上げる。ヤスダヨーグルト(新潟県阿賀野市、倉元三八子社長)は、協働ロボットを使ったパレタイズシステム「CoboPal(コボパル)」を今年1月に導入し、ロボット化の第一歩を踏み出した。「導入当初は苦労やトラブルもあったが、今は大きな成果が出ており、さらなるロボット導入も検討している」と担当者は語る。
スウェーデンの家具販売大手IKEAの日本法人、イケア・ジャパン(千葉県船橋市、ペトラ・ファーレ社長)は11月24日、ノルウェーのオートストアの自動倉庫「AutoStore(オートストア)」を導入し、千葉県船橋市のIKEA Tokyo-Bay(イケア・トウキョウ・ベイ)の倉庫を国内で初めて自動化したと発表した。
小型の自動旋盤メーカーのシチズンマシナリー(長野県御代田町、中島圭一社長)は2018年から、積極的な自動化投資を進めている。工作機械を使った金属加工の前後工程で被削物(ワーク)を搬送する用途では、1990年代から産業用ロボットやガントリーローダーなどを使ってきた。この4年は難易度の高い組み立て作業や検査工程の自動化にも挑む。中島圭一社長は「社内の自動化で得た自信を、顧客にも還元したい」と話す。