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導入事例

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アスクル物流センターにAMR34台を導入/ラピュタロボティクス

ラピュタロボティクス(東京都江東区、モーハナラージャ・ガジャン最高経営責任者)は6月22日、埼玉県日高市にあるアスクルの物流センターに自律搬送車(AMR)「ラピュタPA-AMR」34台を導入したと発表した。EC(電子商取引)向け物流倉庫で34台のAMRを稼働させるのは、同社にとって最大の規模。同製品の導入で生産性が従来比約1.8倍に向上し、ピッキング作業に必要な人員も同約3割減を達成した。

[特集 ロボットテクノロジージャパンvol.7]これを見に行く

RTJ2022には、ロボットをすでに導入したユーザーをはじめ、これからロボットを導入し、自動化を進める加工企業が足を運ぶ。特に愛知県で開催されるため、地元の中部地域から多くの来場が見込まれる。来場者はどんな目的を持って会場を訪れるのか――。どんな仕事をしていて、どんな工程のロボット導入や自動化を検討し、RTJ2022には何を見に行くのか。ここでは中部地域の加工企業の期待の声を紹介する。あくまで一部ではあるが、目立つのは、導入後も改善、変更できる運用しやすい自動化設備への期待だ。

[ロボットが活躍する現場vol.19]自社で立ち上げた、樹脂部品に価値を付加するロボット/hakkai

hakkai(ハッカイ、新潟県南魚沼市、関聡彦社長)は、樹脂部品の一貫生産を得意にする中小企業だ。特に10mm以下の微細で精密な樹脂部品の量産加工に強みを持つ。樹脂成形の生産現場には古くから産業用ロボットを導入してきたが、今年1月には自社開発のロボットシステムを稼働させた。関社長は「自動化は樹脂部品にパーツを付加し、価値も付加する一手」と胸を張る。

自動化の第一歩を! 軸数絞って扱いやすく【後編】/ブラザー工業、田中工画

ブラザー工業の「BV7-870」は、軸数を4軸に絞って扱いやすくした垂直多関節型のローディングシステムだ。自社製工作機械の専用オプションで、2019年5月に発売してから引き合いや納入実績も徐々に増えている。後編ではBV7-870を昨年2月に導入した田中工画(静岡県三島市、田中契斗社長)を訪問し、ユーザーの「生の声」をリポートする。自動化の一歩目を踏み出す狙いで、BV7-870の導入に踏み切ったという――。

国内初の自動仕分けシステム導入、30%の省人化目指す/ZOZO

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZO(ゾゾ、千葉市美浜区、澤田宏太郎社長兼最高経営責任者)は1月28日、茨城県つくば市に新設する物流拠点「ZOZOBASE(ゾゾベース)つくば3」において、設備投資による業務の自動化を推進すると発表した。既存拠点と比べ、約30%の省人化を目指す。

[ロボットが活躍する現場vol.16]中小で塗装ロボットを使いこなす驚きの着眼点/久保井塗装

久保井塗装(埼玉県狭山市、窪井要社長)は、樹脂部品などを塗装する「工業塗装」の中小企業だ。スプレーガンから塗料を噴射する塗装を専門にする。塗装作業の自動化を目指し、2015年に産業用ロボットを導入した。一般的に、塗装の自動化では不良品の発生率を下げるため、恒温・恒湿の環境を整える。しかし、エネルギーやコストがかかるため中小企業では難しい。同社は自社開発のモノのインターネット(IoT)システムなども駆使しながら、その壁を驚きの着眼点で乗り越えた。

[ロボットが活躍する現場vol.15]釣り具をつり上げピッキング/ハヤブサ

釣り針や浮き、重りなどと、これらをまとめた「仕掛け」と呼ばれる釣り具のメーカー・ハヤブサ(兵庫県三木市、歯朶〈しだ〉由美社長)がロボット倉庫を導入した最新の物流センターを稼働した。総投資額は23億円で、保管量は倍増、出庫に必要な時間は3分の1に短縮。昼夜二交代制の24時間稼働で対応したピッキング作業が、通常の8時間勤務でこなせるようになったという。ロボットが活躍する現場を早速見てみよう。

ロボティクス大賞の事例内覧会を開催/プラスオートメーション

プラスオートメーション(東京都港区、飯間卓社長)と富士ロジテック・ネクスト(静岡市清水区、鈴木孝明社長)は9月24日、神奈川県厚木市にある富士ロジテック・ネクストの厚木金田物流センターで内覧会を開催した。日本ロジスティクスシステム協会主催の「2021年度ロジスティクス大賞」を受賞した物流向けサービスの事例を披露し、24社が参加した。

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