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協働ロボット

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[注目製品PickUp! vol.67]人と協働ロボットのコミュニケーションが可能に/ARMA「UI付き電動グリッパー」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。第67回は、協働ロボット用エンドエフェクターメーカーのARMA(アルマ、岐阜県各務原市、古田貴士社長)が開発したユーザーインターフェース(UI、機器やソフトウエアの操作画面)付き電動グリッパーを紹介する。電動グリッパーにタッチパネルを搭載したのが最大の特徴だ。人と協働ロボットのコミュニケーションが可能になり、より協働作業がしやすくなる。

[直前特集RTJ2024 vol.7]導入ハードル下げる提案多く/マシンテンディング

製造業では広範にわたり自動化が進むが、金属加工業では産業用ロボットや協働ロボットを使用して、被加工材(ワーク)を機械に積み降ろすマシンテンディングが一つのトレンドだ。ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024には工作機械メーカーも出展し、主にマシンテンディングの提案に力を入れる。従来は人手に頼る工程だけに、自動化、ロボット化へのシフトは容易には進まない。導入を難しく感じるユーザーに、いかに簡単で有意義かを強く訴求する必要がある。

[直前特集RTJ2024 vol.3]「未自動化領域」にアプローチ/デンソーウェーブ 神谷孝二 執行役員 FAプロダクト事業部長

40小間の規模でロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024に臨むデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、相良隆義社長、C-01)。同社は「未自動化領域」の自動化に貢献する人工知能(AI)技術や協働ロボットのアプリケーション(応用事例)開発などに注力しており、RTJ2024でも未自動化領域にアプローチするさまざまなソリューションを展示する予定だ。FAプロダクト事業部長の神谷孝二執行役員は「お客さまに自動化のメリットを具体的にイメージしていただけるよう、会場では実用的なソリューションを提案したい」と述べる。

プライベートショーで最新の自動化システムを初公開/ブラザー工業

ブラザー工業は5月28日、愛知県刈谷市の刈谷工場内の工作機械ショールーム「ブラザーテクノロジーセンター」でプライベートショー(PS)を開催し、5軸仕様の複合加工機「M200Xd1-5AX」「M300Xd1-5AX」専用の自動化パッケージシステム「RC-7」を初公開した。会場には販売店や代理店の他、工作機械ユーザーなど約200人が来場した。

[ロボットが活躍する現場vol.36]樹脂成形の現場が一変! 5年で生産性2倍に【後編】/石川樹脂工業

樹脂成形を得意とする石川樹脂工業(石川県加賀市、石川章会長)は、この5年で生産性を約2倍まで引き上げた。従来は人手に頼りきりだったが、協働ロボットの導入を機に生産現場の景色を一変させた。後編では、同社が内製したロボットシステムの具体的な作業内容を中心に紹介する。

パートナーシップを締結し、協働パレタイズシステム開発/オークラ輸送機、ユニバーサルロボット

オークラ輸送機(兵庫県加古川市、大庫良一社長)とユニバーサルロボット(UR)の日本支社(東京都港区、山根剛代表)は6月4日、パートナーシップ契約を締結したと発表した。URの協働ロボットを組み込んだパレタイズシステム「EasyPAL(イージーパル)」をオークラ輸送機が開発し、同日から都内で開かれた展示会「FOOMA JAPAN(フーマジャパン)2024」で披露した。

[ロボットが活躍する現場 vol.36]樹脂成形の現場が一変! 5年で生産性2倍に【前編】/石川樹脂工業

樹脂成形を得意とする石川樹脂工業(石川県加賀市、石川章会長)は、この5年で生産性を約2倍まで引き上げた。従来は人手に頼りきりだったが、協働ロボットの導入を機に生産現場の景色を一変させた。石川会長は「地元の金融機関からも『無謀だ』と言われた。ただ、社内にロボットを扱えそうな人材や素養があったので、思い切ってリスクを取った。あの時に決断してよかった」と導入当時を振り返る。

配置パターンの生成機能で、積み付けを自動化しやすく/Closer

筑波大学発の人工知能(AI)ロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市、樋口翔太社長)は5月27日、パレタイジング(積み付け)の自動化システム「Palletizy(パレタイジー)」に新機能を実装した。新機能の「AutoLayout(オートレイアウト)機能」は、段ボール箱のサイズなどの数値に基づき、最適な積み付けパターンを自動生成する。樋口社長は「複雑な操作の必要ないオートレイアウト機能を提案し、中小規模の製造ラインの出荷作業の自動化を支援したい」と語る。

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