
FAに特化したゾーンを設置、協働ロボットの提案目立つ/第50回ジャンボびっくり見本市
ジャンボびっくり見本市協催委員会は4月12日と13日の2日間「第50回ジャンボびっくり見本市 大阪会場」を大阪市住之江区のインテックス大阪で開催した。同展示会は、電設資材や情報設備、住宅設備などの総合見本市。ファクトリーオートメーション(FA=工場の自動化)設備の紹介に特化したゾーンも設けられ、協働ロボットを使った自動化の提案が目立った。
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ジャンボびっくり見本市協催委員会は4月12日と13日の2日間「第50回ジャンボびっくり見本市 大阪会場」を大阪市住之江区のインテックス大阪で開催した。同展示会は、電設資材や情報設備、住宅設備などの総合見本市。ファクトリーオートメーション(FA=工場の自動化)設備の紹介に特化したゾーンも設けられ、協働ロボットを使った自動化の提案が目立った。
3月30日に都内で「ABB FIAフォーミュラE選手権 東京大会」が開かれ、約2万人の来場者を集めた。フォーミュラEは電気自動車(EV)によるレースで、同大会が日本で開催されるのは今回が初めて。
五誠機械産業(佐賀市、川島晃会長)は5年ぶりの展示会「スマイルフェア45」を3月8日、9日の2日間、本社と本社に隣接する九州ロボットセンターで開催した。今回から新たに九州ロボットセンターの2階も展示フロアとして使うことで、展示規模を広げた。産業用ロボットメーカーや工作機械メーカーなど95社が出展した。さまざまメーカーの自動化提案が見られるとあって、九州地方の顧客を中心に2日間で約700人が来場した。
製造業関連の専門展「スマート・マニュファクチャリング・サミット・バイ・グローバル・インダストリー(SMS)」が3月13日~15日の3日間、愛知県で開催された。フランスの産業展が日本に初上陸し、会期3日間で1万人以上が来場した。日本や欧州のロボットメーカーなどが多彩なロボットシステムを提案し、来場者の注目を集めた。
川崎重工業は3月12日、神戸市西区にある西神戸工場のロボット第1工場で「最先端の物流業界向けロボットソリューション内覧会」を開催した。特に貨物輸送事業者などを対象に、輸送用コンテナから貨物を取り出すデバンニングロボット「Vambo(バンボ)」の高速化オプションなど物流業界向けの自動化システムを紹介した。
モーター内蔵型のローラー「パワーモーラ」を中核としたマテリアルハンドリング(マテハン)機器を製造、販売する伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)は2月29日と3月1日の2日間、愛知県刈谷市の「刈谷市産業振興センター」でプライベートショー(PS)「id-Fair ~POWER MOLLER 運び方改革展~ in 刈谷」を開催した。2日間で約500人が来場した。
動力伝導機器や制御機器などを販売する専門商社の日伝は2月20日、カーボンニュートラル(炭素中立、CN)の実現に貢献する製品や技術を展示した「カーボンニュートラルソリューション展」を名古屋市内で開催した。自動車産業の関係者を中心に1387人が来場した。
ブリヂストンの社内ベンチャーであるソフトロボティクスベンチャーズは2月9日から14日までの6日間、東京の渋谷で展示イベント「想いは筋肉に宿る」を開催している。同社が開発したゴム人工筋肉を使って、体験型のオブジェを制作した。この人工筋肉は同社が販売するロボットハンドに使用されているが、「他にもさまざまな可能性を模索したい。そのためにも、まずは多くの人にその存在を知ってもらいたい」と今回のイベントを企画したメンバーの一人である手塚晶子さんは言う。
昨年12月から順次公開してきた国際ロボット展(iREX)の展示リポートも今回で最後となる。これまでもさまざまな製品やサービス、ソリューションを紹介してきたが、注目すべき展示はまだまだ多い。vol.26では、会場で見つけた見逃せない展示を次々に紹介する。
ロボットは成長産業であり、日々新たなアプリケーション(活用方法)が登場している。広がるニーズに応えるため、工夫を凝らした独自構造の製品で差別化を図る企業も多い。vol.25では、独自構造で異彩を放つロボットやアクセサリー(付属品)などを紹介する。