[MECT会場速報vol.2]主要メーカーのロボットが一堂に
ロボットメーカーも出展
「メカトロテックジャパン(MECT)」は工作機械がメインの展示会だが、近年の人手不足や働き方改革を背景に、産業用ロボットを使った自動化の展示が目立つ。工作機械や測定機器を単体ではなく、ロボットとセットにして展示する企業が多い。
[MECT会場速報vol.1]で紹介したように、ファナックや三菱電機はロボットだけでなく、工作機械関連の製品も手掛ける。展示のメインは工作機械やその関連製品だが、小間内で産業用ロボットも展示する。
多くのロボットメーカーとコラボ
ダイドーの小間内には無人搬送車(AGV)の展示も多く、低床型でカゴ車を運べるシャープの「XF-100シリーズ」や、ファナックの協働ロボットを搭載した日立プラントメカニクス(東京都豊島区、中尾剛社長)の「HiMoveRO(ハイモベロ)」、ダイヘンの400kg可搬の参考出品機「AiTran(アイトラン)400」などを見ることができる。
AGVの要素部品の展示もあり、ナブテスコの全方向に移動可能なAGV用車輪や、ニッセイのバッテリー電源型750W対応の減速機付きモーター、富士変速機の車輪と一体化したコンパクトな減速機付きモーターなどが展示される。また、さまざまなメーカーのAGVに対応するダイヘンのワイヤレス給電システム「D-Broadブロード」の展示もある。