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2020.07.04

ねじ締め作業を簡単に自動化/OnRobot

 デンマークに本社を置くロボットハンドメーカーのOnRobot(オンロボット)は6月、アーム先端に取り付けるエンドエフェクターの一種として、自動でねじを締める「スクリュードライバー」を発売したと発表した。

ロボットアームの先端に取り付ける

 人の手でねじを締めつけていた工程を自動化できる。
 ねじを締め付けるトルクやねじ込む深さ、ねじの直径を入力すれば、内蔵されたドライバーが自動で回転しながら上下し、適切なトルクでねじを締める。ロボットアームの複雑な動作は不要で、ねじを拾い上げる位置と締める位置を設定するだけで使える。
 ねじはドライバーの先端に磁力で吸い付けて運ぶ。

オンロボット「スクリュードライバー」の紹介動画

 ドライバーやその固定具は簡単に交換できるため、ねじの大きさや形状の変更にも対応しやすい。直径1.6mmから6mmまで、長さ50mmまでのねじに使える。また、締め付け異常を検知すると停止するため、品質の維持につながる。

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