[進化する物流vol.8]物流自動化に本格参入、デモ施設も開設/ソフトバンクロボティクス
業務用サービスロボなら世界一
ソフトバンクロボティクスと言えば、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」のイメージが強いが、業務用の清掃ロボットや配膳ロボットなども取り扱う。その同社が、物流ロボットを使った物流自動化事業に本格参入すると発表した。
搬送ロボットが保管スペースの上部を走行する自動倉庫システム「オートストア」を中心に、モーションプランニング技術でパレタイズ・デパレタイズ作業を自動化するXYZロボティクス製のロボットシステム、搬送ロボットによる自動仕分けシステム「t-Sort(ティーソート)」などを幅広く提案する。倉庫実行システム(WES)でこれら設備を連携させ、入荷から棚入れ、ピッキング、梱包、仕分け、出荷まで、総合的な物流自動化ソリューションを提供できる。
イノベーションラボがあるのは、千葉県市川市のJR京葉線二俣新町から徒歩8分の場所にある物流倉庫「ESR市川ディストリビューションセンター」内。
見学予約は、同社ウェブサイト内のイノベーションラボ見学申し込み専用フォームから申し込める。
(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)