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EV化『いつ、どこまで進むか』(後編)/ヨルグ・レジャー ABBマネージングディレクター 

電機・重工大手ABB(スイス・チューリッヒ)のロボティクス&ディスクリート・オートメーション部門はいくつかのセクションに分かれており、うちオートモーティブ・グローバルビジネスラインと呼ばれる自動車チームを統括するのがヨルグ・レジャー氏だ。「電気自動車(EV)化はもはや『実現する』『実現しない』の議論ではなく『いつなのか』『どこまで進むか』の段階に入っている」と指摘する。では、その製造現場で求められる自動化システムとは一体どのようなものなのか。

EV化『いつ、どこまで進むか』(前編)/ヨルグ・レジャー ABBマネージングディレクター

電機・重工大手ABB(スイス・チューリッヒ)のロボティクス&ディスクリート・オートメーション部門はいくつかのセクションに分かれており、うちオートモーティブ・グローバルビジネスラインと呼ばれる自動車チームを統括するのがヨルグ・レジャー氏だ。「電気自動車(EV)化はもはや『実現する』『実現しない』の議論ではなく『いつなのか』『どこまで進むか』の段階に入っている」と指摘する。「ロボット事業に関わって20年以上になるが、今ほどエキサイティングな時代はない」と笑みを見せる。

小回りの良さに強み、オーダーメードでAGVの“足”作る/シーシーアイ

化学メーカーのシーシーアイ(岐阜県関市、岡部鉄也社長)は、無人搬送車(AGV)の“足”の部分に当たるウレタン車輪の開発、製造、販売を手掛ける。顧客のニーズにきめ細かく対応する小回りの良さと、長年培ってきた熱硬化性ウレタンの接着技術を武器に、AGVメーカー各社が頭を悩ます「剝離」の問題が起こりにくい高耐久なウレタン車輪を完全オーダーメードで提供するのが強みだ。

自動化コンサルティングサービスを開始/スギノマシン

産業機械メーカーのスギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は2022年11月から、自動化コンサルティングサービスを開始した。「生産技術部門がなく工場の自動化を検討する人材がいない」「工場の自動化のやり方が分からない」「工場を自動化したが、効果の検証ができていない」といった課題を持つ企業に対し、工作機械メーカーとしての長年の実績とロボットメーカーとしてのノウハウを生かして自動化を支援する。

海外協働ロボットや樹脂部品など出展【後編】/ジャパン・ロボット・ウィーク

10月19日~21日の3日間、都内の東京ビッグサイト西ホールで「ジャパン・ロボット・ウィーク2022」が開かれた。洗浄総合展や先端材料技術展、表面改質展など7つの専門展を同時開催するイベントで、同時開催展と合わせ、3日間合計で3万6852人が来場した。後編では、会場内に展示されたロボットの周辺機器や部品などを紹介する。

海外協働ロボットや樹脂部品など出展【前編】/ジャパン・ロボット・ウィーク

10月19日~21日の3日間、都内の東京ビッグサイト西ホールで「ジャパン・ロボット・ウィーク2022」が開かれた。洗浄総合展や先端材料技術展、表面改質展など7つの専門展を同時開催するイベントで、同時開催展と合わせ、3日間合計で3万6852人が来場した。海外ロボットベンチャー企業や周辺機器メーカーなどがジャパン・ロボット・ウィークのエリアに出展した。

[進化する物流vol.10]中国のグローバルAGFメーカーが日本に攻勢、ショールームも設立/VisionNav Robotics

物流の自動化提案の最前線を紹介する連載企画「進化する物流」。記念すべき10回目は、グローバルにビジネスを展開する中国の無人搬送フォークリフト(AGF)メーカーのVisionNav Robotics(ビジョンナビ・ロボティクス)を紹介する。現場適用性の高いAGFを中核に、周辺機器も合わせたトータルソリューションを提案できるのが強みだ。日本市場にも攻勢をかけており、今年4月には日本法人も立ち上げた。10月には東京都江東区にショールームも開設し、日本の顧客へのPR活動をさらに加速させる。

工作機械と同じ感覚で扱えるロボット加工機を開発/桜井製作所

専用工作機械メーカーの桜井製作所はロボット加工機「ロボマジック SAKU(サク)270」を開発し、来年春に正式発売する。三菱電機と共同開発した数値制御(NC)装置を採用しており、加工現場のオペレーターが日頃から使い慣れているNC工作機械と同じ感覚でロボットを扱えるのが特徴だ。電気自動車(EV)のバッテリーケースや洋上風力発電関連の部品など1mを超える長尺のワーク(加工対象物)を主なターゲットに据える。

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