3Dビジョンセンサー、視野範囲を拡充/Kyoto Robotics
日立製作所のグループ会社でビジョンセンサーや知能化ロボットシステムを開発、販売するKyoto Robotics(キョートロボティクス、滋賀県草津市、神田充啓社長)は3月22日、産業用ロボット向けの3次元ビジョンセンサー「TVS Lite series(ライトシリーズ)」に新製品を追加した。視野範囲を拡充し、より広い範囲の対象物や小さい部品などを認識できるようにした。
TVSライトシリーズはピッキング作業や加工機への部品の供給などの自動化に最適で、ロボットの手先に搭載できるため、カメラを取り付けるための支柱などが必要ない。
鋳物や鋳造品など大型の対象物を認識できる「TVS lite 700」と「TVS lite 700S」は幅400㎜×奥行き61mm×高さ160mmで、本体質量は約3.1kg。対象物との接近性が良く、小型部品に向く「TVS lite 70」など4機種は、幅120㎜×奥行き47mm×高さ127mmで、本体質量は約0.8kg。
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