基板組み立て工程を自動化/FUJI
電子部品を基板に装着する電子部品実装ロボットで高いシェアを占めるFUJIは4月12日、小型多関節ロボット「SmartWing(スマートウィング)」のアドバンストロボセルシリーズとして、基板の組み立て工程を自動化する「基板組立ロボセル SW-BA」の受注を開始したと発表した。
SW-BAは同社が新たに開発したスマートウィングの水平多関節(スカラ)ロボットを搭載し、従来は手作業だった基板の組み立て工程を自動化する。
同社が提供するロボセルはロボットだけではなく、標準的な周辺機器をセットにしたものだ。パッケージ化されているため、低コストで短期納品できる。
また搭載するスマートウィングの専用の操作ツールで、ロボットを使った経験や知識がなくとも簡単に操作ができる。
初年度の出荷台数は30台を目指す。