工作機械大手のDMG森精機は8月30日、手押し台車に協働ロボットを搭載したロボットシステム「MATRIS Light(マトリスライト)」を発売した。
台車は作業者一人で移動でき、工作機械の前に配置するだけでワーク(被加工物)の搬入出を自動化できる。導入に伴う大規模な設備変更は不要で、ロボットの専門知識がなくてもティーチング可能なダイレクトティーチング機能を搭載してるため、導入が容易だ。
複合加工機や立形マシニングセンタなど同社の幅広いラインアップに対応し、使用中の工作機械への後付けもできる。
本体価格は税別で1097万円から。月間で60台の販売を予定している。