独自のデータベース生かし、ロボット導入支援サービスを本格展開/ロボカル
ロボカル(東京都千代田区、芦川泰彰社長)は1月18日、ロボットシステムの導入支援サービスを本格展開すると発表した。
同社は、産業用ロボットの受発注プラットフォーム「ロボカル」を運営する2021年創業のベンチャー企業だ。当初はロボットを導入したい顧客とロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)をつなげるマッチングサービスのような事業を検討していた。しかし実際は、ワンストップでシステムを構築してほしいとのニーズが高く、同社が元請けとなりシステムを受注することが多かったため、システム構築まで含めたロボット導入支援サービスを今後は本格的に展開する。
同社にはロボットのSIerやメーカーの出身者が在籍し、導入を検討する現場の分析から要求仕様の策定、構想設計などを提供できる。全国300社以上のSIerと提携しており、SIerと協業してシステムの詳細設計や製造、据え付け、アフターサービスまでを一貫して提供する。