ロボット主役のIoT提案など目立つ
12月1日~3日、東京都江東区の東京ビッグサイトでモノのインターネット(IoT)などの展示会「スマートファクトリーJapan」や、金属部品メーカーが多く出展する展示会「高精度・難加工技術展」が開かれている。工場向けのIoTと併せてロボットを提案したり、金属部品の仕上げ用加工機とロボットを組み合わせた展示が並んだ。
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12月1日~3日、東京都江東区の東京ビッグサイトでモノのインターネット(IoT)などの展示会「スマートファクトリーJapan」や、金属部品メーカーが多く出展する展示会「高精度・難加工技術展」が開かれている。工場向けのIoTと併せてロボットを提案したり、金属部品の仕上げ用加工機とロボットを組み合わせた展示が並んだ。
人工知能(AI)などの先端技術を研究するオムロングループのオムロンサイニックエックス(東京都文京区、諏訪正樹社長)は11月11日、京都大学、東京工業大学、奈良先端科学技術大学院大学と、ロボット制御に関する共同研究プロジェクトを開始すると発表した。人の言葉(自然言語)による指示で、ロボットが多様な作業をできるようにする。
工場や物流拠点向けに知能化ロボットシステムを提供するMujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は9月22日、米国ジョージア州アトランタに子会社「Mujin Corp.」を設立したと発表した。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のバイナス(愛知県稲沢市、渡辺亙社長)は8月2日、協働ロボットの検証施設「協働ロボットセレクションセンター」を開所した。センターでは、最適な協働ロボットの選定から全体のシステム構想、具体的な検証までをワンストップで提供する。センターの設立に伴い、技術商社の立花エレテックや、協働ロボットなどのレンタルサービスを手掛けるオリックス・レンテック(東京都品川区、細川展久社長)とも協業。3社連携で協働ロボットの普及促進を目指す。
産業用ロボット、自動認識機器、制御機器メーカーのデンソーウェーブ(愛知県阿久比町)の社長に相良隆義氏が就任した。相良氏はロボットユーザーとしての経験を生かし、「ユーザー目線での製品開発を強化し、顧客の生産性向上をトータルで支援したい」と意気込む。ロボット事業では人工知能(AI)や3次元(D)ビジョンシステムの分野を強化し、自動化できていない領域の自動化に貢献する考えだ。また、今後は事業部間の連携も推進し、ロボットや自動認識機器など社内のリソースを組み合わせたトータルソリューションの開発にも注力する。
名古屋市は「名古屋市ロボット・AI・IoT人材育成事業」の一環で、名古屋工業大学と名古屋市立大学と連携して「ロボット・AI・IoT導入及びサイバーセキュリティ対策 専門人材育成講座」を2021年7月7日から開講する。5月31日から申し込み受け付けを開始した。
アジア最大級の食品機械展「FOOMA JAPAN(国際食品工業展) 2021」が会期2日目を迎えた。初日は天気にも恵まれ、緊急事態宣言下だったにもかかわらず4361人が来場した。会場では最新の食品機械やロボットシステムなどが一堂に展示され、機械内部やロボットの動きを興味深そうにのぞき込む来場者の姿も多く見られた。2日目以降も引き続き、出展者と来場者の熱い商談が期待できそうだ。
リンクス(東京都品川区)は、工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)向けに画像処理ソフトウエアや産業用カメラなどを輸入販売する技術商社だ。部品の寸法や外観などを自動で確認する画像検査システムを得意とする。こうしたマシンビジョンの需要は伸びており、「人工知能(AI)」と「3次元(D)センサー」が大きなトレンドという。村上慶社長に話を聞いた。
世界最大規模の産業見本市「ハノーバーメッセ2021 デジタルエディション」が2021年4月12日~16日の5日間、オンラインで開催された。約1800社・団体が出展し、1万以上の製品や技術を紹介した。最先端のデジタル技術や自動化ソリューションが来場者の注目を集めた。ここでは主要出展者のロボットや搬送システムの最新提案を紹介する。
自動車部品メーカーの武蔵精密工業は4月12日、イスラエルの人工知能(AI)ベンチャー企業SixAI(シックスアイ)との合弁で、子会社634AIを設立すると発表した。出資比率は武蔵精密工業が51%、シックスアイが49%。