協働型で最大50kgまで対応可能に/ファナック
ファナックは5月15日~17日の3日間、山梨県忍野村の本社で「第32回ファナック新商品発表展示会」を開催している。FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)関連の新商品や新技術などを会場で多数発表する。
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ファナックは5月15日~17日の3日間、山梨県忍野村の本社で「第32回ファナック新商品発表展示会」を開催している。FA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)関連の新商品や新技術などを会場で多数発表する。
リモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)は5月10日、ロボットの遠隔操作システム開発のスモールスタートを可能にするサービス「Remolink Builder(リモリンク・ビルダー)」の提供を開始した。
川崎重工業は5月10日、大型汎用ロボット「MXPシリーズ」の国内販売を開始した。今後国外でも順次販売する。同シリーズは、従来の「MXシリーズ」をより早く、よりコンパクトに、より動作範囲を広く進化させたもの。
ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、OKIマイクロ技研(福島県二本松市、富澤将一社長)が3月22日に発表した高トルク小型モーター「Thumbelina(サムベリーナ)」を取り上げる。多指多関節のロボットハンドの小型軽量化を実現する製品という。「直径12mmのコアード構造のブラシレスDC(直流)モーターとしては世界最小クラス」と、今後の需要拡大に自信を見せる。
自動車部品メーカーの武蔵精密工業は4月25日、愛知県豊橋市の本社で人工知能(AI)関連イベントを初開催した。イスラエルのAIベンチャーのSIX AIとの合弁会社であるMusashi AI(愛知県豊橋市、村田宗太最高経営責任者<CEO>)と同じく合弁会社の634 AIが主体となり、AI外観検査装置や自律走行型搬送ロボット(AMR)、集中管理システムを紹介。従来は人手に頼っていた検査や搬送の工程の自動化を提案した。
協栄プリント技研(東京都調布市、小林明宏社長)は、金型や微細加工を得意とする中小規模の金属加工業の企業だ。機械加工に関する知見を生かし、協働ロボットを使った自動化システムを開発した。協働ロボットが金属加工用の工作機械に対して、被削物(ワーク)の着脱などの段取り作業をする。高度な位置決め精度がいるが、自社で開発することで同社のノウハウをシステムに盛り込んだ。今春からは中小規模の金属加工業向けに、同システムの外部販売を本格化する。
ロボットダイジェストの記者が、読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。14回目は、協働ロボットに特化したシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のIDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)が昨年4月に移転拡張した「協調安全ロボットテクニカルセンター」を紹介する。「協働ロボットを体験してもらう場」との位置付けで、ショールームにはさまざまなメーカーの協働ロボットが展示されている。
大阪市住之江区のインテックス大阪で4月12日から14日までの3日間、「第4回関西物流展」が開催された。物流業界は、喫緊の課題である「2024年問題」や人手不足に頭を悩ませる企業が多い。2024年を間近に控えた今回展では、労働者の肉体的負荷や労働時間を減らせるよう、物流現場の省力化や省人化を推進する製品やソリューションを披露する企業が目立った。
スイスの大手ロボットメーカーABBは4月25日、自律移動型搬送ロボット(AMR)の走行ルートなどを制御する「Visual SLAM(ビジュアルスラム)」技術を開発したと発表した。
編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、台湾のハイウィン(日本法人:神戸市西区、林育志代表取締役副社長)の産業用ロボットから、6軸垂直多関節ロボット「RAシリーズ」をピックアップした。同社はもともと各種モーターやボールねじ、直動案内機器(リニアガイド)などを開発、製造する機械部品メーカーであり、自社製品を組み合わせてロボットを開発することで、高いコストパフォーマンスを実現した。周辺機器にも自社製品を活用でき、ロボットシステムの概念検証まで引き受けるなど、事業領域の広さとサービス力を武器にロボット導入を提案する。