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協働ロボット

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[ロボットが活躍する現場vol.17]協働ロボで負担軽減、生産性向上へ/カサイ製作所

カサイ製作所(愛知県一宮市、葛西泉社長)は自動車用の各種スイッチを製造する。社内には専用機やロボットラインを構築する専門部署があり、最近は年に2~3回のペースで現有ラインを合理化するための自動化設備に投資する。その一環で、2020年と21年には協働ロボットを1台ずつ導入した。作業者がこれまで一人で担当していた業務の一部を協働ロボットが肩代わりすることで作業者の負担を軽減し、生産性の向上につなげた。

元グーグルのアルウィン・マーラー氏がCEOに就任/フランカ・エミカ

ドイツのロボットベンチャー、Franka Emika(フランカ・エミカ)は2021年12月、Alwin Mahler(アルウィン・マーラー)氏を最高経営責任者(CEO)に任命したと発表した。フランカ・エミカは、人工知能を活用した機械学習プラットフォームに基づくRaaS(ロボット・アズ・ア・サービス、サービスとしてのロボット)のプロバイダーとして、幅広い用途のロボットサービスを提供する。同社は、デジタルビジネスの専門家であるマーラー氏を招き、ユーザーが簡単に導入できるロボットサービスの実現を目指す。

オムロンの協働ロボットに対応した画像処理ソフトを発売/キヤノン

キヤノンは来年の1月上旬、オムロンが販売する協働ロボット「TMシリーズ」に対応した画像処理ソフトウエア「Vision Edition(ビジョンエディション)-T」を発売する。同商品は、TMシリーズ用の周辺機器群「Plug&Play(プラグ・アンド・プレイ)」の認証を取得した画像処理ソフト。ビジョンエディション-Tを、キヤノン製または同社の完全子会社のスウェーデン・アクシス製のネットワークカメラと組み合わせてTMシリーズと連動させることで、加工機の状態監視や部品の検査、残数の確認、異常時の警告などができる。

ナベルHDのロボットカバーをUR+製品として認証/ユニバーサルロボット

デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は12月22日、ナベルホールディングス(HD、三重県伊賀市、永井規夫社長)が開発、製造する協働ロボット用カバー「Robot-Flex(ロボットフレックス)」を、UR製協働ロボット用の公認周辺機器「UR+(プラス)」に認証したと発表した。

参考出展のフォークロボに注目集まる/シンテックホズミ

搬送ロボットメーカーのシンテックホズミ(愛知県みよし市、加藤久視社長)は2021年12月7日~10日の4日間、本社ショールームでプライベートショー(PS)を開催した。4日間で約400人が来場した。参考出展のフォークロボ「NFF-600」や、最新のプラットフォームシステムなどに注目が集まった。

[ショールーム探訪vol.2]幅広いメーカーの協働ロボット、AGVが一堂に【後編】/オリックス・レンテック「Tokyo Robot Lab.」

連載企画「ショールーム探訪」の第2回は、オリックス・レンテック(東京都品川区、細川展久社長)の「Tokyo Robot Lab.(トーキョー・ロボット・ラボ)」を取り上げる。前編では施設の概要を説明したが、後編では同施設で見られるデモンストレーションなどを詳しく紹介する。「幅広いメーカーの製品をそろえており、ニーズにあった最適な製品やシステムを提案できる」と事業戦略本部事業開発部の伊井俊輔ロボット事業推進チームリーダーは話す。

[ショールーム探訪vol.2]幅広いメーカーの協働ロボット、AGVが一堂に【前編】/オリックス・レンテック「Tokyo Robot Lab.」

ロボットダイジェストの記者が読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第2回は、ロボットのレンタル事業「RoboRen(ロボレン)」を手掛けるオリックス・レンテック(東京都品川区、細川展久社長)の「Tokyo Robot Lab.(トーキョー・ロボット・ラボ)」を取り上げる。同施設があるのは東京都町田市。幅広いメーカーの協働ロボットや無人搬送車(AGV)などをそろえるショールームだ。

協働ロボットの導入支援サービスを拡充/iCOM技研

協働ロボットシステムの開発や運用のための教育をするシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のiCOM技研(兵庫県小野市、山口知彦社長)は、協働ロボットの導入を支援するサービスを拡充した。10月には協働ロボットの要素を組み込んだ特別教育のプログラムをスタートし、今後もロボットを使いこなすためのトレーニングなどの教育コンテンツを順次発信していく予定だ。2022年度以降に定額のサブスクリプション方式で協働ロボットシステムを提供する準備も進めており、協働ロボットならではの使い方や考え方の浸透に努める。

5G環境で協働ロボットの稼働を可視化/iRooBO Network Forum

ロボット開発シンクタンクのiRooBO Network Forum(アイローボ・ネットワーク・フォーラム、会長・坂本俊雄ブリッジ・ソリューション社長、以下アイローボ)は11月29日、ソフトバンクなどと共同で、次世代通信規格(5G)環境で協働ロボットなどの稼働を可視化する実証システムを構築した。報道向けのデモ体験会では、高速、大容量通信が可能な5Gならではの映像を介したリモート作業を披露。中小企業の製造現場のデジタルトランスフォーメーション(DX=デジタル技術による業務変革)の実現や、多数のロボットの稼働監視などを提案する。

ロボット競技会に多くの家族連れや小中学生/ロボカップアジアパシフィック2021あいち

自律移動ロボットによる競技会「ロボカップアジアパシフィック(RCAP)2021あいち」が11月25日~29日の5日間、愛知県常滑市の展示会場「アイチ・スカイ・エキスポ」で開催された。会期中延べ1万2000人以上が来場した。家族連れや社会科見学で訪れた小中学生などが目立った。

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