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協働ロボット

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[沖縄ウィークvol.4]連携プレーで県内企業を支援/内閣府沖縄総合事務局・沖縄県

沖縄県の自動化ニーズの現況を1週間にわたり紹介する「沖縄ウィーク」。4日目は、内閣府沖縄総合事務局(沖総局)と沖縄県をはじめとした行政機関の動向を取り上げる。共通項は「連携」で、両者とも業界団体などを巻き込んだ連携プレーで県内企業を支援する。今回はその取り組みに加え、2020年1月28日と29日の2日間にわたり沖縄県うるま市の沖縄県工業技術センターで開催された「沖縄モノづくり技術展2019」の概要も紹介する。

使いやすく、導入しやすい中国製ロボを日本に/IDECファクトリーソリューションズ

協働ロボットに特化したシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のIDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)は2019年12月、中国の上海に本社を置くJAKA(ジャカ)ロボティクスの協働ロボットを取り扱うと発表した。日本市場での総代理店を務める進和(東京都板橋区、倪昌浩社長)と連携し、JAKAの協働ロボットで構築したシステムを提供する。JAKAの協働ロボットはプログラミングのしやすさと導入コストの低さを特徴に持つ。これらの特徴を武器に、日本の中小企業に攻勢をかける考えだ。

韓国の協働ロボで攻勢! 全軸トルクセンサーの強み生かす/住友商事マシネックス

大手総合商社の住友商事の傘下で、各種産業設備を取り扱う住友商事マシネックス(東京都千代田区、佐橋明三社長)は、韓国の斗山(ドゥーサン)ロボティクス製の協働ロボットの拡販に力を入れる。2019年11月に斗山ロボティクスと総販売代理店契約を結び、日本市場での販売を始めた。19年12月の「2019国際ロボット展」では、6軸全てにトルクセンサーを搭載する斗山ロボティクス製協働ロボットの強みを生かしたアプリケーション(応用的な使い方)を提案し、日本市場に攻勢をかけた。

本気で協働ロボ用ハンドの世界シェアトップへ/シュンク・ジャパン

ドイツのロボットハンドメーカー、シュンクは協働ロボット向けの提案を強化する。日本法人のシュンク・ジャパン(東京都品川区、谷本昌信社長)が出展した昨年12月の「2019国際ロボット展」(iREX2019)では、展示した製品の大半が協働ロボット向けハンドだった。小間内には複数社の協働ロボットを設置し、新製品や人気製品を実演した。

[注目製品PickUp!vol.21]高精度な一体型アクチュエーターユニット【後編】/ニコン「C3 eMotion」

ニコンのインテリジェント・アクチュエーター・ユニット「C3 eMotion(シースリーエモーション)」は、モーターや減速機といったアクチュエーターの構成要素を一体化した新製品。ロボットの関節に使うことで、軸数やアーム長など設計の自由度が向上するという。核となる技術は、位置検出センサーの役割を果たすエンコーダー。そして、このエンコーダーはニコンの強み、得意製品でもある。エンコーダーの事業は、ニコンにとっても今後重要性を増すという。それはなぜか。

「未来の工場」や世界の先端事例を日本へ/ABBジャパン

スイスに本社のある世界大手のロボットメーカー、ABBの日本法人であるABBジャパン(東京都品川区、アクセル・クーア社長)は、自社グループで取り組んだ世界の先進事例を日本に積極的に提案する。昨年末に開かれた「2019国際ロボット展(iREX2019)」でも特色ある提案で注目を集めた。デジタルツイン技術とロボットを組み合わせた「未来の工場」や、ロボットによる複合樹脂素材の積層造形などを展示した。

[注目製品PickUp!vol.21]高精度な一体型アクチュエーターユニット【前編】/ニコン「C3 eMotion」

ニコンは昨年12月に開かれた「2019国際ロボット展(iREX2019)」で新製品のインテリジェント・アクチュエーター・ユニット「C3 eMotion(シースリーエモーション)」を披露した。ロボットの関節ユニットとして新たな提案を打ち出す。核となるのは、位置を検出するセンサーであるエンコーダーの技術だ。ロボットの関節部は、モーターや減速機などをそれぞれ購入し、ノウハウを持つエンジニアが組み立てねばならなかった。これらを一体化して関節ユニットとして提供することで、ロボット設計のノウハウを持たないエンジニアでも簡単にロボットを作れ、設計の自由度も向上するという。

協働ロボット市場に参入、早大発ベンチャー企業と技術提携/ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は1月21日、早稲田大学発のロボットベンチャー企業、東京ロボティクス(東京都新宿区、坂本義弘社長)との技術提携を発表した。東京ロボティクスは、ロボットの関節に内蔵するトルクセンサーを活用した力制御技術に優れる。ヤマハ発動機はこの技術を生かした協働ロボットを製品化することで、協働ロボット市場への新規参入を図る。

新ブランドで自社技術を分かりやすくPR/ジェイテクト

ジェイテクトは、工作機械の高度化や知能化を実現する固有技術を総称した新ブランド「TAKTICA(タクティカ)」を立ち上げた。これらの技術を従来はそれぞれ単独で提案していたが、共通ブランドにすることで顧客に分かりやすくPRする考えだ。2019年11月13日~15日に愛知県刈谷市で開かれた自社展で発表した。タクティカの中にはロボットを使った自動化関連の技術もあり、自社展でも来場者の注目を集めた。

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