生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

川崎重工業

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[注目製品PickUp!vol.15]シンプルなシステムで導入しやすく【前編】/川崎重工業「duAro」

川崎重工業の協働型の双腕スカラロボット「duAro(デュアロ)」は、信頼性の高い既存のスカラロボットの技術と、直感的にティーチングできるソフトウエア技術、それらの技術を生かすアイデアをもとに開発された。垂直関節型の双腕ロボットに比べて軸数(動きの自由度)を少なくしたことと、機能的な工夫により、制御やティーチングがしやすいのが特徴だ。人の隣に並べて設置できる協働ロボットなので、さまざまな現場に導入できる。

大阪で測定の自動化・省人化を提案/東京精密

大手測定機器メーカーの東京精密は2月8日と9日の2日間、大阪府吹田市の大阪営業所ショールームで自社展示会「プライベートショー2018 in Winter」を開催した。2日間合計で715人が来場し、熱の入った商談が繰り広げられた。自動化・省人化の提案に力を入れ、協働ロボットを使った自動測定システムなども複数展示し、注目を集めた。

[SIerを訪ねてvol.4]地元企業のロボット普及の起点に【前編】/HCI

今回紹介するHCI(大阪府泉大津市、奥山剛旭社長)は、柔軟物のハンドリングを得意とし、画像認識などの人工知能(AI)を自社開発できるのが特徴のロボットシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。同社はもともとケーブルやワイヤの製造装置を開発、製造するメーカーで、培った技術を生かしてSIer事業を展開する。泉大津市を含む南大阪地域では製造業の中小企業の後継者不足が問題になっており、解決策としてロボット導入を提案する。

「産業用ロボットってどう使う?」記者が実際にやってみた

産業用ロボットとはどんな物なのか――。実際にこの目で確かめよう、できれば実際に操作もしてみようと、名古屋で開かれた展示会に出かけた。ロボットだけでなく、ロボットを動かすシステムや、ロボットに作業させるために必要なハンドなどの周辺機器などが展示されているという。早速会場に向かった。

[JIMTOF2018速報 vol.1]日本最大の工作機械展でロボット提案に脚光/日本国際工作機械見本市

11月1日から6日までの6日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、日本最大の工作機械展「第日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」が開かれている。「世界3大工作機械展」の一つに数えられ、国内外の製造業の関係者ら10数万人が来場するビッグイベントだ。ロボットと一体化した工作機械を展示の目玉に打ち出す企業が多く、ロボットシステムを展示したブースには黒山の人だかりができた。注目を集めた展示の一部を、現地からの速報としてお届けする。

[ロボットが活躍する現場vol.1]協働ロボ、可搬重量の小ささをどう補う?/グローリー【後編】

ウレタン金型の洗浄工程に川崎重工業製の双腕ロボット「duAro(デュアロ)」を導入したグローリー。課題となったのが、12kgの金型に対し、片腕2kgという可搬重量の小ささだ。金型を持ち上げて運ぶことができない。生産技術二部の真殿文雄技師長はさまざまな試行錯誤を経て、金型を台の上で滑らせることでこの問題を解決した。この金型は上下に分割できるタイプで、清掃時に取り外す上型は3kg。こちらも両腕で支持すれば問題なかった。

[ロボットが活躍する現場vol.1]協働ロボ、可搬重量の小ささをどう補う?/グローリー【前編】

グローリーは硬貨や紙幣の計数機を開発、製造する装置メーカーで、国内外の金融機関や小売店向けに大きなシェアを持つ。産業用ロボットを積極的に導入しており、以前からロボット活用を進めてきた埼玉工場に加え、2017年には兵庫県姫路市の本社工場にも協働型の双腕ロボットを導入した。

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