「仕事は楽しんでやるもの」、産ロボから総合ロボメーカーへ /川崎重工業 高木登ロボットディビジョン長
今年4月に川崎重工業のロボットディビジョン長に就任した高木登執行役員。「ロボット市場は今後とにかく伸びる。しかし、従来からある市場はそれほど大きくならない」と新市場開拓の重要性を指摘する。商品企画部を新たに立ち上げた高木執行役員は「仕事は楽しんでやるもの。そうでなければいい結果は生まれない」と言う。
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今年4月に川崎重工業のロボットディビジョン長に就任した高木登執行役員。「ロボット市場は今後とにかく伸びる。しかし、従来からある市場はそれほど大きくならない」と新市場開拓の重要性を指摘する。商品企画部を新たに立ち上げた高木執行役員は「仕事は楽しんでやるもの。そうでなければいい結果は生まれない」と言う。
川崎重工業と、同社グループでITシステムやネットワーク構築を担うベニックソリューション(兵庫県明石市、占部博信社長)、関西電力子会社のオプテージ(大阪市中央区、荒木誠社長)の3社は9月3日、企業が独自に構築できる第5世代移動通信システム(ローカル5G)の実証実験の予備免許を取得した。
産業用ロボットのウェブマガジン「ロボットダイジェスト(ロボダイ)」の「夏期集中講座」もついに最終日を迎えた。今回はロボットの歴史ついて解説する。「ロボット」の言葉が初めて世に出たのは1920年。ある意味では今年はロボット100周年とも言える。産業用ロボットの歴史は50年代から始まった――。
産業用ロボットのさまざまな情報を発信するウェブマガジン「ロボットダイジェスト(ロボダイ)」では今回、「夏期集中講座」と題して押さえておくべき基本的なポイントを5日間にわたって解説する。2日日は産業用ロボットの市場規模を取り上げる。日本は実は「ロボット大国」だった――?
経済産業省の主導の下、産学連携でロボット関連の人材を育成する組織「未来ロボティクスエンジニア育成協議会」(略称はCHERSI<チェルシー>)が2020年6月24日、正式に設立された。19年12月に東京都内で開かれた「2019国際ロボット展」で、同省とロボットメーカーなどがチェルシー設立の覚書を交わし、設立に向けて準備を進めてきた。「ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会」の下にチェルシーの事務局を置き、ロボット人材育成のためのさまざまな活動に取り組む。
新型コロナウイルスの感染拡大を機に、ロボットを使用する場面がますます増えている。川崎重工業は、6月2日に営業を再開した神戸市中央区の企業ミュージアム「カワサキワールド」に、自社の協働型の双腕スカラロボット「duAro(デュアロ)2」を使った自動検温システムを設置した。来場者への検温を自動化し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ。
2年に1度の展示会「2019国際ロボット展(iREX2019)」が12月18日~21日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた。過去最大の出展規模となった今回展は、来場者も前回展より1万人以上多い14万1133人を記録した。会期中に公開した速報記事で紹介した以外にも、各企業が新製品や新技術などを発表した。
7月31日~8月3日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで「MF-TOKYO2019(第6回プレス・板金・フォーミング展)」が開かれた。金属に圧力をかけて部品を成形する鍛圧機械などの専門展で、4日間合計で3万人超が来場した。前編では加工材料を付け替えるロボットシステムを取り上げた。後編ではアームの先端に加工や測定のユニットを搭載したシステムを紹介する。
食品機械の専門展「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)2019」が7月9日に開幕した。12日までの4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれている。この展示会では年々産業用ロボットの存在感が高まっており、今回展では前回展よりもさらに産業用ロボットの展示が目立つ。会場で見つけた産ロボ提案を速報として紹介する。
柔軟な運用ができるduAro(デュアロ)は、中小企業も導入しやすい。ユーザーのニーズにより広く応えるべく、2018年6月に「duAro2」(デュアロ2)を発売した。上下方向のリーチや可搬質量を拡大し、台車をよりコンパクトにした。今後、後継機種の開発に向けて性能や機能の強化と、コンセプトである「Easy to Use(イージー・トゥ・ユース=簡単に使える)」の両立に挑戦する。