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[注目製品PickUp!vol.20]価格そのまま、性能アップ! スカラロボの旗艦製品【後編】/ヤマハ発動機「YK400XE」

今回の「注目製品PickUp!」では、ヤマハ発動機が2019年9月に発売したスカラロボット「YK400XE」を取り上げる。スマートフォンやパソコンなどの電化製品に使われる小物部品の組み立てや整列、検査を主な用途に見込む。ロボティクス事業部FA統括部の福川義章営業部長は、導入しやすい価格と高い性能を両立させたYK400XEを「自動化の普及を目指す『旗艦製品』」と位置付ける。

[注目製品PickUp!vol.20]価格そのまま、性能アップ! スカラロボの旗艦製品【前編】/ヤマハ発動機「YK400XE」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を取り上げる連載企画「注目製品PickUp!」もとうとう20回目を迎えた。今回は、ヤマハ発動機が2019年9月に発売したスカラロボット「YK400XE」を紹介する。従来機種から最大可搬質量を1.4倍にし、標準サイクルタイムも約10%短縮したが、価格は79万8000円と同額に据え置いた。低価格を維持しながらも、性能強化を実現できた工夫とは?

[注目製品PickUp! vol.19]同業者も驚く特殊構造で、いろんな物を吸着する【後編】/妙徳「バルーンハンドSGBシリーズ」

妙徳(東京都大田区、伊勢幸治社長)は、多種多様な対象物を吸着できる真空式のロボットハンド「バルーンハンドSGBシリーズ」を開発した。約40年間、真空機器に特化してきたノウハウを生かしたという。同社は創業当初、光学機器関連の部品を加工する町工場だった。「下請け仕事ばかりでは将来がない」と一念発起した創業者がさまざまな製品を開発。そのうちの一つが真空発生器「CONVUM(コンバム)」だった。

[注目製品PickUp! vol.19]同業者も驚く特殊構造で、いろんな物を吸着する【前編】/妙徳「バルーンハンドSGBシリーズ」

多種多様な対象物を吸着できる真空式のロボットハンドが、妙徳(東京都大田区、伊勢幸治社長)の「バルーンハンドSGBシリーズ」だ。特殊構造の吸着パッドが対象物に密着する。球面でも箱の角でも不定形物でも、吸着部分の真空を維持できる。当初は食品業界向けに提案したが、展示会などでは幅広い産業から関心が集まる。泉陽一執行役員は「真空発生器の開発から約40年間で培った技術を随所に生かした一品」と胸を張る。

結果にコミット? ロボットのスリム化に貢献できたワケ【後編】/ナブテスコ

ロボットがなぜスムーズに動き、正確に作業をこなせるのか? ロボットが賢いのはもちろんだが、ロボットが正確に作業をこなせるように、ロボットの剛性がしっかりしていなければならない。ロボット本体とアーム、ロボットハンドのそれぞれが、決められた位置でぴたりと止まる。そのためには「高精度」「高剛性」「高信頼性」の3つの「高」を備えた減速機が必要なのだ。前編で減速機の重要性は理解できた。ではそもそも産業用ロボット向けの精密減速機「RVシリーズ」はどんな発展を遂げてきたのか。前編に続き、中・大型の産ロボ向け精密減速機で世界シェアの6割を占めるナブテスコの精機カンパニーで開発部長を務める森弘樹理事に、減速機の「肝」を聞いた。

結果にコミット? ロボットのスリム化に貢献できたワケ【前編】/ナブテスコ

ロボットがなぜスムーズに動き、正確に作業をこなせるのか? ロボットを動かすソフトウエアが賢いのはもちろんだが、それだけではない。例えばロボット本体がぐらついていたら正しい場所でアームが止まらず、先に取り付けたロボットハンドに作業などさせられない。ロボット本体とアーム、ロボットハンドのそれぞれが、決められた通りの位置でぴたりと止まらなくては、肝心な作業が始められない。各部分を実際に動かすのはモーターだが、重要なカギを握るのはモーターに取り付けられた減速機なのだ。中・大型の産業用ロボットの関節に使われる精密減速機で、世界シェアの6割を占めるナブテスコの精密減速機「RVシリーズ」。この製品を製造する津工場に向かい、精機カンパニーで開発部長を務める森弘樹理事に精密減速機の肝について聞いた。

[海外展リポート]ロボットに何をさせる? 欧州の工作機械見本市での提案【後編】/EMOハノーバー2019

9月16日~21日の6日間、ドイツ・ニーダザクセン州のハノーバー国際見本市会場で開かれた欧州国際工作機械見本市「EMO(エモ)ハノーバー2019」。欧州では人手不足が深刻化しており、自動化や省人化の提案が目立った。後編ではロボット以外の自動化や工作機械の被加工物の交換以外の提案をまとめた。

[海外展リポート]ロボットに何をさせる? 欧州の工作機械見本市での提案【前編】/EMOハノーバー2019

欧州国際工作機械見本市「EMO(エモ)ハノーバー2019」が9月16日~21日の6日間、ドイツ・ニーダザクセン州のハノーバー国際見本市会場で開かれた。欧州では人手不足が深刻化しており、自動化や省人化の提案が目立った。工作機械がメインの展示会で、ロボットはどのような作業をしたのか。ロボットの作業内容に焦点を当てる。

独EMO展で発表、ハードとソフトの両面から自動化を支援/ヤマザキマザック

大手工作機械メーカーのヤマザキマザック(愛知県大口町、山崎高嗣社長)は、9月にドイツで開催された工作機械展「EMO(エモ)ハノーバー2019」で、自動化ニーズに対応する工作機械の新製品や自動化関連の新たな取り組みを数多く発表した。ハードウエアとソフトウエアの両面から顧客の自動化を支援し、高まる自動化ニーズに対応する考えだ。

水に強いロボットを開発! 機内設置で自社商品の競争力高める/スギノマシン

スギノマシン(富山県魚津市、杉野良暁社長)は2019年10月、独自開発の産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」の新商品を発売した。防水性を高め、自社製の洗浄機や工作機械の機内に設置できるようにしたのが最大の特徴だ。杉野岳副社長は「わが社の既存商品にロボットを組み込み、一つのパッケージ商品として提案する。これによりロボットだけではなく、わが社の既存商品の競争力も高めていく」と強調する。

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