生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

初心者でも簡単に測定の自動化を/ミツトヨ

ミツトヨは「MiSTAR 555」とロボットシステム「Mi-BOT e-system」を組み合わせた

 測定機器メーカーのミツトヨ(D37)は、対象物(ワーク)の形状を測定する3次元測定機「MiSTAR(マイスター)555」と組み合わせて使うロボットシステム「Mi-BOT e-system(マイボットイーシステム)」を出展している。
 保管棚と協働ロボットを一体にしたシステムで、保管棚にはワークを固定するジグを載せた台(パレット)を搭載する。ワークの固定が終わったパレットを棚にセットし、準備完了の合図としてその下にある棚のボタンを押す。すると協働ロボットが、ボタンの押された箇所からパレットごと持ち上げて、3次元測定機の機上にセットする。
 担当者は「ロボットの初心者でも簡単に扱える。保管棚全てにワークをセットすれば、ちょうど一晩で測定が終わる」とアピールする。

TOP