ロボットで空港業務を自動化、実証実験を開始/ANA・豊田自動織機
荷物の積み付けでは、スーツケースのサイズ情報を読み取り、積み付け位置を演算。高効率かつ荷崩れの少ないよう、ロボットが荷物を積み付ける。作業時間は1個当たり25秒。
荷物や貨物を収容したコンテナをけん引するトラクターも、従来は人が乗車していたが、実証実験では人が乗車せず自動走行する。最大走行速度は時速15km。
実証実験を通し、技術面と運用面の課題を洗い出すとともに、前後工程との連携や業務の効率化に向けた検証を実施する。両社は今後、ANAグループが掲げる「Simple&Smart(シンプル&スマート)」な空港業務の実現に向け、連携をさらに強化する方針だ。