50kg可搬の協働ロボットパレタイザー開発に着手/iCOM技研
ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のiCOM技研(兵庫県小野市、山口知彦社長)は4月13日、50kg可搬の協働ロボットパレタイザーの開発を開始したと発表した。
倉庫で段ボール箱などを積み付けるロボットシステムだ。安全柵なしで使用できる協働ロボットを活用したパレタイザーの提案は増えているが、可搬質量に課題があった。協働ロボット最大手のデンマーク・ユニバーサルロボットの製品だと可搬質量は最大16kgで、高可搬機種をラインアップするファナックでも最大35kgまで。50kg可搬の協働ロボットパレタイザーはこれまでなかった。
同社は今年8月の完成を目指し、ソフトウエアとハードウエアの双方から課題解決に向けた開発を進める。