
【特集】[集結! 自動化の最新提案vol.1]新常態はロボットと共に
足元の自動化投資は停滞しているが、中長期的には間違いなく伸びる。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行(パンデミック)収束後は、「産業用ロボットなどを使った自動化が一層進む」と製造業関係者は口をそろえる。ロボットには感染症のリスクがなく、コロナ対策をしつつ経済活動も維持する「新常態」には欠かせない。従来よりも高い次の受注ピークに向け、各社は製品開発に力を注ぐ。
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足元の自動化投資は停滞しているが、中長期的には間違いなく伸びる。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行(パンデミック)収束後は、「産業用ロボットなどを使った自動化が一層進む」と製造業関係者は口をそろえる。ロボットには感染症のリスクがなく、コロナ対策をしつつ経済活動も維持する「新常態」には欠かせない。従来よりも高い次の受注ピークに向け、各社は製品開発に力を注ぐ。
国際物流総合展事務局は6月24日、物流の専門見本市「国際物流総合展」を来年3月に愛知県で初開催すると発表した。近年は東京都江東区の東京ビッグサイトで開催してきたが、東京五輪・パラリンピックのプレスセンターとして使われる同展示場は会期が終わるまでは使えない。そこで今回初めて愛知県で開催することにした。会期は3月9日~12日の4日間で、会場は愛知県常滑市のアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場)。「3密(密閉・密集・密接)」を避けるため、新たな運営ガイドラインを設けるとともに、オンラインを活用した企画なども検討する。3万人の来場登録を見込む。 詳細情報は国際物流総合展の公式ホームページから。申込締め切り日は10月9日。
関西大学の高橋智一准教授は、ものを吸い付ける負圧に注目し、汎用性の高いグリッパーを研究する。2つのグリッパーの研究に取り組み、前編ではタコの吸盤にヒントを得たグリッパーを紹介する。固いものも軟らかいものも、平面でも曲面でもつかめ、固いものなら最大5kg程度までハンドリングできる。
経済産業省の主導の下、産学連携でロボット関連の人材を育成する組織「未来ロボティクスエンジニア育成協議会」(略称はCHERSI<チェルシー>)が2020年6月24日、正式に設立された。19年12月に東京都内で開かれた「2019国際ロボット展」で、同省とロボットメーカーなどがチェルシー設立の覚書を交わし、設立に向けて準備を進めてきた。「ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会」の下にチェルシーの事務局を置き、ロボット人材育成のためのさまざまな活動に取り組む。
大手工作機械メーカーのDMG森精機は2020年5月21日、独自開発した自律走行型ロボット「WH-AGV5」を、特定のエリア内で使用できる次世代通信規格(5G)「ローカル5G」で遠隔操作する実験をNTTコミュニケーションズ(NTTコム、東京都千代田区、丸岡亨社長)と開始した。ローカル5Gの超高速通信や低遅延通信、同時多数接続などの特徴を生かし、WH-AGV5の性能向上を目指す考えだ。
真空機器メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は6月、昨年末に発売したオーダーメード式の軽量真空ハンド「SLG」に対応するオンライン設計システムを公開した。
ドイツの制御機器メーカー、ベッコフオートメーションの日本法人(横浜市中区、川野俊充社長)は2020年6月18日、オンラインイベント「ベッコフウェブテクニカルセミナー 2020 -夏-」を開催した。
産業用ロボットメーカーの2020年3月期決算が発表された。米国と中国の関係悪化や、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ほぼ全ての会社で売上は前期比減となった。今後も引き続き不透明な状況が続くが、半導体向けロボットの引き合い増加や中国市場での受注回復など、明るい兆しもある。また、新製品を開発し、新規受注の確保に乗り出す企業も多い。
日本ロボット工業会(会長・小笠原浩安川電機社長)は6月18日、2019年の年間統計を発表した。19年1月~12月の産業用ロボットの受注額、生産額、出荷実績(いずれも会員・非会員合計)をまとめた。19年の受注額は前年比16.2%減の8064億円、生産額は同15.1%減の7743億円、総出荷額は同14.4%減の7985億円。受注額は7年ぶり、生産額と総出荷額は6年ぶりの減少となった。国内出荷額は2513億円で、過去最高額となった18年と比べて8.0%減と踏みとどまったが、需要の約7割を占める国外向けの出荷額が前年比17.0%減の5472億円と大きく響いた。工業会によると国外向けは減少傾向が続いたが、年の後半には減少幅が小さくなり、改善しつつあったという。
アサ電子工業(東京都小平市、麻健社長)の「高精度シリンダセンサACHシリーズ」。その開発は約10年前にさかのぼる。最近、ロボットハンドのメーカーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)などから注目を集める理由は、自動化ニーズの高まりだけではないという。同社の販売戦略やACHシリーズの具体的な用途とは。