「紙のロボダイ」とは
「紙のロボダイ」は、当サイト「robot digest(ロボットダイジェスト)」に掲載された記事の中から毎号一つを紹介する月刊誌「月刊生産財マーケティング」の連載企画です。月刊生産財マーケティングは工場の自動化(ファクトリーオートメーション=FA)や工作機械などの設備材の専門誌で50年以上の歴史を持ちます。
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「紙のロボダイ」は、当サイト「robot digest(ロボットダイジェスト)」に掲載された記事の中から毎号一つを紹介する月刊誌「月刊生産財マーケティング」の連載企画です。月刊生産財マーケティングは工場の自動化(ファクトリーオートメーション=FA)や工作機械などの設備材の専門誌で50年以上の歴史を持ちます。
ファナックは2月21日、スペインのバルセロナにある販売拠点「ファナックイベリア」の事務所を移転、拡張したと発表した。延べ床面積は従来の4倍の9162㎡で、投資額は明らかにしていない。ファナックイベリアはスペインやポルトガル、モロッコ、アンドラを販売の対象地域とする。新事務所はショールームやアプリケーション開発エリア、トレーニングエリアなどで構成される。トレーニングエリアでは同社製のロボットや数値制御(CNC)装置、工作機械の活用方法を学べる研修コースを提供する。
台湾の協働ロボットメーカー、テックマン・ロボットの代理店を務めるレステックス(千葉県松戸市、斉藤圭司社長)は2023年10月、本社併設のショールーム「未来のひろば」を拡張し、リニューアルオープンした。以前と比べて床面積が約2倍となったショールームでは、TM-Robot(ロボット)を使った複数のデモシステムが常時並ぶ。駅から2分というアクセスのしやすさも魅力だ。
工場や物流拠点向けに知能ロボットシステムを開発するMujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は2月22日、主に日本市場を中心に自動化エンジニアリングサービスを提供する子会社「Mujin Japan(ムジンジャパン、東京都江東区、荒瀬勇CEO)」を設立すると発表した。
ユアサ商事は産業用カメラや画像処理機器を取り扱うPhoxter(フォクスター、大阪府豊中市、園田淳一取締役)と物流会社のプラスロジスティクス(東京都豊島区、若佐照夫社長)の3社で、物流施設向けのピッキング用自動搬送システム「ツインピック」を開発した。
日本精工でロボットやモビリティーの駆動ユニット「アクティブキャスタ」を担当する毛紫萱(モ・シカ)さん。中国出身で、大学院から日本で過ごす。もともと海外志向が強く、人間ができないことを技術で解決することに魅力を感じ、新技術の開発に積極的な日本精工への就職を選んだ。得意ではなかったはずの、人とのコミュニケーションにも、やりがいと楽しさを見いだすようになったと笑う。「顧客の声に応えられるよう、エンジニアとして力をつけたい」と力強く話す。
ドイツに本部を置く国際ロボット連盟(IFR、マリーナ・ビル会長)は2月15日、2024年の自動化、ロボット技術の主要なトレンドトップ5を発表した。
米国に拠点を置くOishii Farm Corporation(オイシイ・ファーム・コーポレーション)は2月28日、日本円換算で総額200億円の資金調達を実施したと発表した。
リニア搬送システムが注目を集めている。各種コンベヤーに代わる搬送方式として、以前から欧米メーカーを中心に提案が盛んだった。さらに昨年11月には、三菱電機が製品化を表明すると、国内からの関心が一層高まった。1月31日~2月2日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された自動化と計測の技術展「IIFES(アイアイフェス) 2024」でも、多くの企業がリニア搬送システムを展示した。
多田隈理一郎教授が研究に取り組む「球状歯車」は、独自の構造でX、Y、Zの3方向に無制限に回転できる。後編では、これまでの研究の経緯や今後の展望に迫る。球状歯車の製造は3Dプリンターを使った付加製造(AM)から始まり、工作機械の5軸マシニングセンタ(MC)の切削加工を経て、次はプレス加工で量産を狙う。