食品用吸着パッド2種類を発売/ピアブ・ジャパン
スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は4月12日、2種類の食品吸着パッドの発売を発表した。「ECX36」は卵の吸着搬送用で、卵に負荷をかけず高速に搬送できる。食品対応のシリコン製で、洗剤や超音波を使った洗浄への耐性も高い。「FCX50」は多重リップ構造で凹凸がある
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スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)は4月12日、2種類の食品吸着パッドの発売を発表した。「ECX36」は卵の吸着搬送用で、卵に負荷をかけず高速に搬送できる。食品対応のシリコン製で、洗剤や超音波を使った洗浄への耐性も高い。「FCX50」は多重リップ構造で凹凸がある
ジャンボびっくり見本市協催委員会は4月7日と8日の2日間「第49回ジャンボびっくり見本市大阪会場」をインテックス大阪で開催した。同展示会は、電設資材や情報設備、住宅設備などの総合見本市。ファクトリーオートメーション(FA=工場の自動化)に特化した主催者展示エリアで協働ロボットを使った自動化システムなどを展示し、来場者からの注目を集めた。
ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。第19回は、2023年にブリヂストンの社内ベンチャーとして発足したソフトロボティクス ベンチャーズで、営業やプロモーションを手掛ける手塚晶子さんを紹介する。ロボットに関する事業の立ち上げに携わりたいと考え、ソフトロボティクス事業の本格化を目指す同社に入社した。手塚さんは「新規事業の立ち上げで重要なのはまず動いてみること。仮説を立てて検証するプロセスを繰り返し、最適な方法を突き詰めます」と話す。
筑波大学発の人工知能(AI)ロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市、樋口翔太社長)は4月6日、経済産業省が実施するスタートアップ企業の支援プログラム「J-Startup(スタートアップ)」に採択された。同プログラムは国内の約1万社のスタートアップ企業から「J-Startup企業」を選出するもの。J-Startup企業は国内外の展示会への出展や、事業の広報活動などで支援を受けられる。また補助金など支援制度の審査時に有利になる。
THKは4月5日、工作機械への加工対象物(ワーク)の投入など、単純作業の自動化に適したロボット「MLS」を発売した。シンプルな構造をしており、機能に必要な要素部品をまとめたモジュールをボルトで組み立てて使う製品だ。駆動部のモジュールは3つで、それぞれ昇降、伸縮、旋回の機能を持つ。
安川電機は4月7日、2023年2月期(22年3月~23年2月)の決算を発表した。
国際財務報告基準(IFRS)を適用しており、売上高に当たる売り上げ収益は前年同期比16.0%増の5559億5500万円、営業利益は同29.2%増の683億100万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は35.0%増の517億8300万円となった。
TechShare(テックシェア、東京都江東区、重光貴明社長)は、ロボット事業として中国DOBOT(ドゥーボット)製ロボットの販売などを手掛ける。需要が順調に伸びつつ、新型コロナウイルス禍中の新製品リリースで「見せ方」に悩み、ショールーム兼デモスタジオの「開発センター」を本社近くに開設した。DOBOTの教育用デスクトップ型ロボットや協働ロボットの動きなどを実際に見て、触れることができる。またアプリケーション(応用技術)開発の場でもあるため、開発センターを訪れれば他にも四足歩行ロボットや無人搬送車(AGV)などの動きも体感でき、楽しめるに違いない。
安川電機は4月3日、北九州市の本社講堂で入社式を行った。新入社員は政府方針に基づきマスク着用を任意とし、同社役員はマスクを外して入社式に臨んだ。今年度入社したのは、昨年度より3人多い95人。うち男性は77人、女性は18人で、大学および大学院卒が63人を占めた。昨年度に引き続きオンラインでの選考だったため、新入社員がそろって顔を合わせるのは入社式が初となった。
中京大学の木野仁教授の研究テーマは受動歩行ロボットや筋骨格型ロボット、レスキューロボット、免震システムなど多岐にわたる。前編では、全般的な研究の「源流」となるパラレルワイヤ駆動ロボットについて紹介する。パラレルリンクロボットで使われるアームをワイヤに置き換えることで大幅な軽量化を実現でき、さらなる高出力化や高速化が図れるのが特徴だ。
デンマークに本社を置く自律移動型搬送ロボット(AMR)メーカーのモバイル・インダストリアル・ロボット(MiR)は4月1日、横浜市にある日本支店内に開設したデモルームの一般公開を開始した。