3Dシミュレーションソフトを発売/スギノマシン
産業機械メーカーのスギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は3月22日、産業用ロボット向けのソフトウエア「CROROROS(クロロロス)」を発売した。3次元空間上でロボットの動作のシミュレーションやティーチング(教示)ができる。
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産業機械メーカーのスギノマシン(富山県滑川市、杉野良暁社長)は3月22日、産業用ロボット向けのソフトウエア「CROROROS(クロロロス)」を発売した。3次元空間上でロボットの動作のシミュレーションやティーチング(教示)ができる。
マブチモーターは3月27日、ブラシレスモーター「IS-B5BZA」を発売したと発表した。無人搬送車(AGV)や自律移動式搬送ロボット(AMR)などの駆動用に適する。定格出力は600Wで、既に発売済みの200Wや260Wのタイプと比べて、高いトルクを確保できる。高積載で搬送するAGV・AMRの機動性向上に貢献する。厚さ54mmの薄型設計で、防水性能も備える。
デンマークの自律移動型搬送ロボット(AMR)メーカーのモバイル・インダストリアル・ロボット(MiR)は3月22日、AMRの運用管理者向けのクラウドベースのソフトウエア「MiR Insights(インサイツ)」を発表した。AMRの運用台数が多い場合に最適で、運用管理に関する各種機能や運用状況の分析、パフォーマンス向上のための情報などを提供する。「ユーザーはより迅速に設備の改善と拡張を続けられ、投資収益率(ROI)をさらに向上させることができるようになる」とウォルター・ヴァーヘイ社長はコメントを発表した。
機械工具専門卸商社のトラスコ中山は、先端的な物流センター「プラネット埼玉」(埼玉県幸手市)にパレタイズロボットシステムを導入した。だがそれも多彩なロボット活用の一端に過ぎない。プラネット埼玉は「物流のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現し、次世代型の物流を体現する」と物流本部の岡田真也物流改革部長は言う。同社の物流改革とロボット活用はいかなるものかを知るべく、プラネット埼玉にお邪魔した。
ロボット業界で活躍する女性社員にスポットを当てた連載企画「活躍するロボジョ」。18回目は、IDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)で営業を担当する赤塚七海さんを紹介する。異業種・異職種からの「越境転職」で営業の道に進んだ赤塚さん。常に5~6件ほどの案件を抱え、さまざまな業種やエリアの顧客をフォローする日々を送る。商談時には「お客さまが自動化を検討している理由や、その裏側にある課題をしっかりと聞くよう意識している」という。
各種不織布などを製造・販売する前田工繊(東京都港区、前田尚宏社長)は3月15日、グループ会社の未来コーセン(福井県南越前町、田中則夫社長)がロボットアーム用のカバーを発売すると発表した。
ロボットシステムの導入支援などを行うロボカル(東京都千代田区、芦川泰彰社長)は新たに、手軽に利用できる工場診断サービス「1日工場診断」を開始した。技術者による作業工程の分析や現場責任者・担当者へのヒアリングを通し、工場の課題を洗い出す。
スイスの大手ロボットメーカーABBは3月16日、米国ミシガン州の工場の拡張工事を開始した。投資額は2000万ドル(約26億円)。同社の最大の顧客市場の1つである米国にて生産能力の強化を狙う。工場拡張により同州で72人分の新規雇用を創出する。2023年11月に完成する見込み。
アネスト岩⽥は3月10日、塗装の試作サポート事業を開始すると発表した。
横浜市の本社内にある同社の塗装研究施設「コーティングソリューションセンター」で塗装の試作品を作成するだけでなく、適切な塗装方法の検討や塗装ロボットのティーチングデータの作成なども行う。
アールティ(東京都千代田区、中川友紀子社長)は3月10日、ヒト型協働ロボット「Foodly(フードリー)」の月額レンタルサービスを開始すると発表した。
食品工場での惣菜の盛り付けなどに適したロボットで、レンタルサービスの対象は首都圏に食品工場を持つ企業。