手首ロボ「i-WRIST」に可搬質量が大きいグレードを追加/NTN
ベアリングなどの機械部品を製造するNTNは7月20日、手首関節モジュール「i-WRIST(アイリスト)IWSシリーズ」の最大可搬質量が増加した新グレード「IWS-C01」を開発したと発表した。アイリストは産業用ロボットのようなアーム(腕)ではなく、人の手首のような動作に特化したロボットで、リーチは短いが屈曲や旋回の角度を高速かつ自在に制御できるのが特徴。新シリーズは、制御方法の最適化で最大可搬質量が従来機比2kg増の3kgになった。最大可搬質量が増えたことで、搭載できるエンドエフェクターや製品の選択肢が従来機よりも広がる。本体のサイズは従来機と変わらないため、同様の感覚で使える。IWS-C01は5月に発売しており、これから販売促進活動により注力する方針だ。