取り出しロボットは、成形品の取り出しに加え、整列や組み立て、曲げ加工、成形前のフィルムや金具の挿入など、成形品の取り出し以外にも幅広い作業ができる。
幅広い機能を持たせるには、成形品の不要な部分を切り落とすニッパーなどさまざまなユニットをアームに取り付ける必要がある。
「フレーム剛性が高ければさまざまな設計のチャック(アーム先端で成形品を吸着・把持するユニット)に対応でき、また多彩なオプションユニットを搭載できるため、拡張性が高い。将来使い方を替える可能性があるなら、拡張性が高いシグマ5がお勧め」(永瀬主任)。